RICSブログ

○○○の目が大事♬ 「読むために必要な目の機能(学習編)」

【研修会開催のお知らせ】

 ◉テーマ「どうしたらいい? 配慮が必要な子どもとの関わり~感覚統合とチャイルドスペースの視点から~」

◉ 詳細はこちら http://kokucheese.com/event/index/475868/

◉申込期間:7月15日~8月15日

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突然ですが、私は

「音読しながら、意味を捉えることが苦手です!!」

教科書などを読むことは、何とかできますが
何が書いてあるか、読みながら、同時に理解することができません
今でも、ちゃんと理解するためには、何度か読み返す必要があります


この写真のお子さん、風船をフーッと吹き上げる遊びをしながら…
顔の真ん中に浮き上がる、風船を両目で見ています。
そして、ちょっと寄り目になっています=輻輳(ふくそう)と言います。
この「両目で見る」ということ、読み書きのベースにもなり、とっても大事です

そして…今回は…

 

両目に加えて

「◯◯◯」の目で見ることが大事!

というお話です♬

 

まずは、私の目のお話から…(少々お付き合いくださいね)

私は中学生の頃から視力が下がり、眼鏡やコンタクトレンズのお世話になっています。

よく見えるようになりたい!と…
遠くまでよく見えるコンタクトレンズや眼鏡を日常的に使っていました。

けれど、なんだか違和感があり…

そして、本当にありがたいご縁により、現在は…
一流のスポーツ選手が押しかけ、予約がなかなか取れない
大阪にある、視覚情報センターの田村知則さんに「目の機能」を診ていただき、
私の目の機能に適したメガネを作ってもらっています。
(視覚情報センターhttp://www.shikaku-joho.jp

先日、久しぶりに田村さんに、目の状態を診ていただいた時のこと…

私自身の目の機能の話から、子どもたちの見る機能・読む機能について
図らずもレクチャーをしていただき、帰り際に最新のご著書もいただきました。
 *田村知則著「よく見えるの落とし穴」講談社https://www.amazon.co.jp/dp/4062203243)

まずは、私の「目の機能」について
続いて、子どもの見る・読むに関するレクチャーの内容についてお伝えします!

まずは私の目の機能…
ちゃんと見ようとすることに、力を必要とする(努力が必要)
  → ボーッと見ることは得意…笑

ちゃんと見ることに集中すると、考えられなくなる
     →  脳が見ることに専念して、考えるスペースがなくなる…

でも文字の意味を捉えるためには…しっかり見ないといけない

*その結果…
 目が疲れる → 目の筋肉の使い方に偏りが… → 視力が下がる

ということだそうです。

なるほど!!!!と納得

 

さらに…

 

子どもの見る・読むに関するレクチャーをまとめると…

1)ヒトは2つの目で1点を見ることが大事

 

2)模様として文字を捉える目の使い方と、文字の形と意味を捉える目の使い方は違う

 

3)本来、ヒトは文字の意味を捉えて理解するための目の機能を備えていない
  それを楽にするために、近視になっている
  つまり、「近視」は、その人の適応力の賜物!

 

4)アメリカ経由のビジョントレーニングは、目の筋肉を鍛えることはできるけど、
  本当の意味で「見  る力」を育てるトレーニングではない

 

5)「両目」と合わせて「こころ」の目がどこを向いているかが大事
 

ちなみに…私は、両目でボーッと見るのが得意な上に…

心の目がどこかに行きやすい(定まりにくい)、とのご指摘

つまり、注意散漫で、集中しにくい(笑) 
   
その通り!!!!
  

文字を追って読んでいても、違うことを考えながら読んでしまう
だから、意味が分からない…(笑)

 

では…

「両目」と「心の目」を育てるには…?

 

田村さん曰く…

その子が、

興味を持って

主体的に、

これ!!!!と思って

見ているとき

その子の両目と心の目が合っている♬

なので、私も興味のある内容の本はすぐに読めるし、理解もしやすいです。

「読む」に特化せず

幼少期から、主体的な「心の目」で見る場面をたくさん増やしていきたいですね!

また…

小さなバッタを見つけて、ジーッと見つめるお子さん。
両目と心の目の焦点がバッチリ合っていますね♬

 

斜視など、何らかの事情により「両目」の焦点が合いにくい場合や
両目の視力差があるお子さんの場合でも…

そのお子さんが
両目で楽に見えるように
その子に適した、メガネの出番!とのこと

 

その子の主体性を大事にする

改めて、学ばせていただきました。

視覚情報センターの田村知則さん、本当にありがとうございました!!!
http://www.shikaku-joho.jp

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬

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RICS  (Rie Child Support)  引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター

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引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター

 

【ご報告】児童生徒一人ひとりを大事にするために…@出雲市教育研修会

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出雲市教育研究会の皆様より、研修のご依頼をいただきました。
出雲市内の、小中学校の先生方40名以上の方がご参加くださいました。

いただいたテーマは…
「子どもたち一人ひとりを大事にするために」

このように考えていてくださる先生方の存在に感謝しながら

何を話そうかなぁ〜と熱心な先生方の思いに、思いを馳せながら資料作成
楽しいけれど、時間がかかる作業です…笑

今回は「子どもの視点」で考えてみよう!と少し焦点を絞り
子どもの視点で考えるポイントをお伝えさせていただきました。

例えば…

環境や、やっていること(作業)が変わると

その子の性格、特徴、能力は変わらなくても

行動・態度・パフォーマンスは変わる!!!

という前提をお話しさせていただき…

各論的に…

学習に向かいにくいお子さん
集中しにくいお子さん
学習の意欲が低いお子さん
姿勢が悪いお子さん
友達との交流が上手にできないお子さん

についてお話ししました。

それぞれのお子さんの行動には必ず理由がある!

ということで、全てのお子さんに当てはまる答えはないのですが…

例えば…学習については
1)子ども自身の特徴や能力
2)子どもがいる環境(空間・人・道具など)
3)している学習の内容・難易度

これら3つの相互作用の視点で見てみると
お子さんの行動の理解しやすかったり
お子さんへのサポートの糸口を見つけやすかったりします。

「姿勢の悪いお子さん」のコーナーでは

私の長年の疑問でもあった
「椅子の上で正座すると怒られるのはなぜ??」
という質問をさせていただき、会場の先生が答えてくださいました。

一番印象的だったのは

「正座をしなさい」と先生が子どもに言うと、「体罰」として捉えられるのだそうです。

正確には…
先生の指示によって、子どもが行なった行為が
本人の肉体的精神的な苦痛になったり
動きを封じられたりする恐れが正座にはある 
と言うことらしいです。

子どもの頃、親に怒られる時に「正座しなさい!」と言われていたけれど…
そういう日本文化にも由来しているのかもしれませんね。

子どもが自分から正座をするのは良いように思うのですが…
そう簡単にいかないのが、現代なのですね…

先生方も氣を配りながら
子どもさんたちに接しておられるのだなぁ、と思います。

その他…正座に対する意見として…

席位置によっては、他の子どもの邪魔になる
グラッとして転んだ時が危ないなどのご意見もありました。

こちらも、なるほど〜でした。

でも、先生によっては、特に注意はしない、という先生もいらっしゃいました。

子どもの授業中の姿勢に関する価値観と信念は
本当に先生方によって多様だなぁ〜と感じた次第です。

 

【アンケートより】
*2学期以降に活かせそうなことがたくさんありました
*友達との交流が上手くできない子・姿勢が悪い子への理解と関わりの例について、担任をしている子を思いながら、納得することが多くありました。
*「理解者」の一人になりたい、と思いました。
*まず、理解することが大事だな、と思いました。
*しっかりと子どもの話を聞くと、その子にとっても自己理解につながるだけではなく、「自分のことを理解しようとしてくれている」という自己有用感が持てる事に気付かせてもらった
*進路保障、子どもの人権、という意味でもとても価値のある研修でした。
*人・環境・作業の相互作用で子どもの見せる姿が多様に変化する事・その子の背景を整理すると見えてくるものがある事などの視点でケース会議などで行うと良いと思った。
などなど…
多数ご意見をいただきました。

熱心な先生方との時間は何よりも充実しております。

ありがとうございます!

 

 

出雲市の北側にある「北山」
出雲大社から、松江の美保神社までつながる山々
小さい頃から大好きな風景と共に
講師をさせていただいたことに、感謝です。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬

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(保育所・学校・児童発達支援センターなど)

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