椅子に座って作業するための『からだ』を育てよう!
先日のブログ、「じっとすることが苦手」「椅子に座ることが難しい」お子さんのお母さんへ
https://riecs.net/blog/121/
で、じっとすることや、椅子に座ることが難しい理由の一つに、
『椅子に座るための、体の準備ができていないかも…』とお話しました。
今日は「椅子に座って、作業するための、体の準備」についてお話しします。
椅子に座って、勉強をしたり、ご飯を食べたりする為の体の準備とは…?
簡単に言うと
書いたり、食べたりという、『作業しやすい姿勢』を、体が”無意識“に整えること です。
この、『無意識に』というのがポイントです。
次に、そのポイントをまとめてみました。
【無意識に姿勢を整える力】とは?
□座った姿勢を保つために、適度な筋肉の張りがある ▶︎ 特にお腹と背中
□“座っている”状態を脳が適切に察知することができる ▶︎ 座骨と背骨の位置と傾き
□手を動かしても、体の軸がぶれない
【無意識に姿勢を整える力】を育てるためのポイント
□からだ全体を使って遊ぶこと!
□押す・引っぱる・踏ん張る!
□よじ登る・乗り越える
□しがみつく
□バランスをとる
例えば、こんな遊びをしてみよう!
□公園や園庭・校庭で…ジャングルジム・のぼり棒・タイコ橋など
□アスレチック
□手押し相撲(両手で相手を押し続ける)
□綱引き(踏ん張って、引っ張り続ける)
□雑巾がけでヨーイドン!(昔ながらの、手と足を使う方法で)
□坂道・山道・石段をのぼる
□でこぼこ道を歩く(畑や野原、砂浜など)
通称トトロの道:山道、でこぼこ、ぬかるみを…歩こう〜歩こう〜♪♪
子ども達は、自然の中を、季節を感じながら、おもしろい!を発見しながら、楽しんで歩いていました😊
ですが…
からだ作りなんかしている場合じゃない〜!!!
今すぐ、何とかしたい!!!!!!
という方もおられると思います。
体作りと並行して、使う椅子や机などの、道具も考えます。
座りやすい椅子、姿勢が整いやすい椅子など、お子さんの様子によって、異なりますが…
一般的に…
床に両足の裏がピッタリつく椅子の高さが良かったり
椅子の上に正座した方が、作業がしやすいお子さんもいます。
椅子よりも、バランスボールに座った方が、姿勢が整いやすいお子さんもいます。
『椅子』という概念に捕われないことも大事かもしれません。
そして…
勉強したり、絵を描いたりしている時に
姿勢が崩れてしまっても、今『している作業』に一生懸命取り組んでいたら、とりあえず、OK!!
と…暖かく見守ってみてもらえたら…と思います♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜😄
☆RICSからのお知らせ☆ 詳しい内容は ↓
https://riecs.net/news/
♪子育てを愉しむ ちょっと深いおしゃべりカフェ6
2016年9月30日(金)10:30−12:00 対象:小学校高学年のお子さんを持つお母さん・・・残席2名様
♪お母さんの心のデトックス 子育てを愉しむ おしゃべりカフェ7
2016年10月5日(水)10:30−12:00
対象:お子さんが「言うこと聞いてくれない〜😣」「どう関わったら良いんだろう??」と思っているお母さん
♪子育てを愉しむ ちょっと深いおしゃべりカフェ8
2016年10月27日(木)10:30−12:00
対象:年長〜小学校低学年のお子さんを持つお母さん
Rie Child Support
ホームページ
https://riecs.net
作業療法士&グローアップクリエ−ター 引野里絵
活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港)/広島県尾道市
│更新日:2016年09月22日│