RICSブログ

【ご報告】2/22 子どもの未来を語ろうカフェ@ビストロクール

「子どもの未来を語ろうカフェ」…語らいの一部をご紹介します!

2017年2月22日…思いがけず「竹島の日」の開催となりましたが
お蔭様で、交通事情の影響も少なく、参加者の皆さん無事に来場いただくことができました。

「子どもの未来を語ろう!」というテーマに
9名の皆様&ビストロクールさんご夫妻も参加くださいました。

参加者の皆様は
子育て真っ最中〜子育て卒業世代の方々
と同時に、お仕事でも子どもの育ちに関わっておられる方々
地域で独自の活動しておられる方、学校の先生などが集まってくださいました。

ほぼ、初対面の方同士
価値観も意見も様々

ですが…
「子どもにとって、より良い関わり」
という軸は共通していました😀

【語らいの内容(の一部)】

*「子どもにとって」という話題で話をする時は、大人側の視点・意見になりがちだが、子ども  
      の視点に立つことが大事

*「のびのびと育つ」「自由に遊ぶ」などの言葉はよく聞くが、「のびのびと」「自由に」とい
    う言葉の捉え方は、人それぞれ。立場によってもそれぞれ違う。その違いがあることを前提と
    して、子どもに関わる大人同士が価値観を擦り合わせていくことが大事。

「親として、こうあるべき・こうあらねば…」という価値観を、親である自分自身に当てはめ
    るとしんどくなることがある。

*一方で、「親のモノサシ」に子どもを当てはめようとすることもある。
*子育てをひと段落した方からは…子どもが病気がちなときは、「命があったらいい」と思って
   いたけれど、元気になってくると「もう少し、◯◯ができたら」と…親はついつい欲が出てく 
   るもの(笑)
我が子ではあるけれど、「それぞれの人生」と捉えている。子どもが好きなことをしたら良い
   よ、と思っているし、伝えている。なので、子どもが「やりたい」と言ったことは応援してあ  
   げたい。

習い事についても、様々な意見がある中で…
   子どもが「やりたい!」と言ったことをさせている。放課後が習い事でいっぱいになることもあるが、本人は学校生活での友人関係も楽しんでいるので、放課後に友達と遊べないことも気になっていない様子。
 3歳のお子さんの習い事…子どもが「やりたい!」ということをさせている。1つだけルールを作っている。それは『行く準備は自分ですること』。行きたくない時は無理に行かせないし、行きたい時は自分から準備をしている。(わぁ〜ほぉ〜と参加者の方の反応あり(笑))

子どもが自分の意見を主張できる空気感が減ってきているように感じる。

「個性」と「協調性」の兼ね合い
     個性を大事にすると協調性が弱くなり、協調性を大事にすると個性が引っ込んでしまう…?
 本来は学習のプロセスの中で…「こういう考え方もできる」「こういう風に考えるんだね」とそれぞれの考え方や意見を聞いて、自分の意見をさらに再考していくことで、個性と協調性、それぞぞれを尊重する心が育まれていけたら良いのだけど…

「枠組み」についての議論も、もう少し深めたいところでした
 例えば、学校(小中学校の義務教育)に行かない選択肢はあり…?
    大人が子どもを「枠」にハメすぎているのでは…?
    一方で…「枠があることは結構面白い」「枠があるから、そのギリギリを超えるか超えないか…そこで遊びが楽しくなる!」 
 「枠組み」のない世界を、大人も知らないから、本当に「枠組み」がなくなると、困ってしまうのでは…?
     「枠組み」はあれど…まずは大人が多様な選択肢があることを知って欲しい

子どもの見ている世界、感じている世界と、大人が見ている世界・感じている世界は異なる。
    それに気づいた時に、少し違う視点で、子どもと接することができるようになった。

きょうだい喧嘩が非常に激しいが…どうしたら??
    きょうだいは、お互いの存在自体はなくてならない、という根本的な絆がある(言葉にしなくても)。なので、きょうだい間の喧嘩は、どれだけ激しかったり、言葉が乱暴であっても、その絆があれば大丈夫。だから大げんかの後に、ケロッとして笑いあったりしている。

などなど…

私の進行が拙く、場のエネルギーに追いつかないところがありましたが…
正解・不正解のない話題の中
皆様の貴重なご意見をいただき、ありがとうございました⭐️

シェアすることで、ピンと氣づきになることもあり…

多様な子どもたちの未来は、大人がその多様性を理解し合うこと

そして、やはり…自分自身がどう生きていくか
子どもは、言葉ではなく、大人の姿を見ているなぁ〜と強く感じる時間でした。

日々の暮らし・お仕事の中、時間を作ってご参加いただいた皆様
会場&美味しいスイーツ&お茶を準備してくださったビストロクールさん
本当に本当に、ありがとうございました。

お子さんとお母さん、関わる全ての方が
元氣に、笑顔で、希望をもって生きてくサポーター
Rie Child Support  引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター )

活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市

参加者の皆様からも大好評❤️
とっても美味しい、ビストロクールさんのスイーツ&お茶でした♬

 

【ご報告】2/18-19 子どもの豊かな育ちを育むお話会@諫早市

2017年2月18−19日

長崎県諫早市にある、素敵な空間
ホリスティックビューティースペース kyrie(キリエ)さんにて
http://www.kyrie538.jp

子どもの豊かな育ちをはぐくむお話会を行いました。

1日目は子育て中のお母さん方
2日目は子どもの育ちに関わっている専門職の方
       (作業療法士・理学療法士・ソーシャルワーカー・児童発達支援管理責任者)
が、ご参加くださいました⭐️

参加者の方のエネルギーと
場の力が合わさり
濃い内容の話の中にも、笑いがある
あっという間に過ぎる、素敵な時間を過ごさせていただきました。

*参加者の方の感想*

  

*とても話しやすく、居心地良い時間が過ごせました。
*食事を上手にできないことで悩んでいたけれど、アドバイスのおかげで気持ちが楽になりました。
*またぜひ、お話がしたいです。
*もっと長い時間あったら良いのに…と思いました。
*子ども目線でのお話が、とっても分かりやすく、共感できることが多かったです。
*難しく考えていたけど、自分を信じて子どもを信じて、毎日を楽しみたいと思います。
*障害の有無に関係なく、子どもと関わる大人の在り方や、心の持ちようなど、自分自身の振り返りになりました。
*色々な立場・職種の人たちが情報交換することもすごく大事だと感じました。
*もっと子どもが伸び伸び、親が伸び伸び、支援者が楽しみを持って過ごせる時間が増えたらいいな、と思いました。
*障害は個性だと思うので、個性を強みにできるよう、子どもたちに関わっていきたいと思いました。

諫早市はじめ、長崎市、大村市、島原市、長与町など、遠くからご参加くださった皆様
今回、遠く離れた長崎県諫早市での開催にあたり
主催 kyrieの江嶋咲生子さん・慶依子さん
kyrie応援団のきよみさん
応援してくださった、諫早時代の先輩方

本当に本当にありがとうございました!
ぜひ、また長崎の皆様と、お話できることを楽しみにしています♬

お子さんとお母さん、関わる全ての方が
元氣に、笑顔で、希望をもって生きてくサポーター

Rie Child Support  引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター )

活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市

初めてのゲームの始め方♬

🌟お知らせ🌟

♪子どもの未来を語ろうカフェ…残席4名様
   2017年2 月22日(水)14:00-15:30  @ビストロクールさん
  https://riecs.net/news/414/

♪ 子育てを愉しむ おしゃべりカフェ12…残席5名様
 2017年2月24日(金)10:15−11:45 @てらこやカフェ専念寺さん
  個別の相談カフェもあります☆
    https://riecs.net/news/419/

 

🌟ブログ:子どもの豊かな育ちをはぐくもう!🌟

最初に…今回のタイトルの「ゲーム」は、DSなどのデジタルのゲームの事ではありません♬

子どもは「暮らし」の中で育ちます
「暮らし」とは、衣食住だけではなく

例えば…
子どもにとっては、遊びも、勉強も、通学も、暮らしの一部です。

特に、「遊び」はとっても大事な作業です(大人にとってもですが…☆)。

ということで…本日のブログです。

【楽しく遊んde豊かに育とう!】

先日出会った、4歳10ヶ月のお子さんは、囲碁のセットに興味を示しました。

子 :これ何?
RIE : ゲームだよ、やってみる?
子 :うん!

という事で…
囲碁の基礎になる「眼抜きゲーム」をしました。

お子さんにとっては、初めてのゲームです。

最初に、碁石を置いて、簡単にルールを説明しました。
(黒の碁石を1つ置き、四方を白の碁石で囲む → 中央の黒い碁石を取ることができる)
 *ルールの詳細はこちら
  http://www.pandanet.co.jp/igonyumon/03-01.htm

子どもにとっては、初めてのゲーム

お子さんの興味に合わせて

楽しくゲームを展開していきます♬♬

(が…ここからは、しばらく細かい中継が続くので、赤文字だけ読んでもらってOKです!)
1回目
RIE : 黒の碁石を1つ置く
子:白の碁石で周りを囲む(置く位置は適当)
  黒の碁石をゲット!

2回目
RIE : 黒の碁石を1つ置く
子:白の碁石で周りを囲む
RIE : 碁石の置く場所を伝える(碁盤の線の交差したところに1つずつ置く)
子:碁石を並べ直す
  黒の碁石をゲット!

3回目
RIE : 黒の碁石を2つ置く
子 : 白の碁石で周りを囲む(碁盤の線が交差したところに置くことができた!)
   黒の碁石を2つゲット!

最初に置く黒の碁石の数を増やしていき、数回続ける

その後…

私(黒)も、お子さん(白)の碁石を数個ゲットする

さらに、その後…

子:僕が10個で、引野さんは5個ね
お子さんからルールを提案☆

つまり…
RIE :黒を5個置く(適度に)
子  :白を10個置く(いくつか囲むが、まだ黒をゲットできない)
RIE : 黒を5個置く
子  : 白を10個置く(いくつか黒をゲット! でもまだ…)
RIE : 黒を5個置く


子 :最終的に、黒を全てゲット!



子どもの番の時の碁石の数が8個 vs RIEの碁石の数が2個
子ども12個 vs RIE 8個

と…
お子さん自身が、自分に有利になるように(笑)
でも、大人にも配慮しながら碁石の数を決めて

「眼抜きゲーム」が続き…

気づいたら40〜50分経っていました。

少しずつ、段階づけをしながら
ただただ、目の前の遊びを楽しんでいるのですが…

細かく見ていくと…

*決まりを理解する
*決まりを守る
*自分のことを考える
*相手のことも考える

という体験をしていて

もっと細かく見ていくと…

*数の多い・少ないを理解する

*「1箇所に1つの石を置く」という
 1対1対応(算数の基礎ですね)

*集中する

*碁石をつまむ・1つずつとるという
 手先の細かい動き

遊びながら、様々な体験して、育っているのですね☆

24時間、365日、全ての瞬間が暮らしです。

暮らしの中で、子どもは確実に育っていきます!!!

日々の暮らしの中で
ちょっとした工夫をすることで
子どもが豊かに育つ環境を作ることができます!

今回は、暮らしの一部である「遊び」についてでした😁

ですが
囲碁の「眼抜き」が全てのお子さんに合っている、というわけではありません。

お子さんによって、興味はそれぞれです。
お子さんの興味に合わせて
お子さんの出来るところから少しずつ☆

楽しく遊んde豊かに育とう!


最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆


☆RICSからのお知らせ☆   
 
詳しい内容は ↓ 

https://riecs.net/news/

 

♪子どもの未来を語ろうカフェ
   2017年2 月22日(水)14:00-15:30  @ビストロクールさん
  https://riecs.net/news/414/

♪ 子育てを愉しむ おしゃべりカフェ12
 2017年2月24日(金)10:15−11:45 @てらこやカフェ専念寺さん
    https://riecs.net/news/419/

Rie Child Support 
作業療法士&グローアップクリエ−ター 引野里絵

活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市

 

 

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