RICSブログ

ご報告/ 子どもの見てる世界は皆違う:その子の見ている世界とは -RICS ×Fractal 企画 vol.1-

∞∞∞お知らせ∞∞∞

◉子育て相談カフェday
 11月21日(火)→ https://riecs.net/news/786/
 1)9:30~
 2)10:10~
 3)10:50~(ご予約済)
 4)11:30~(ご予約済)
 5)12:10~

◉12/3 SICS 講座vol2. 『どうやって作るの?体の軸』
 http://kokucheese.com/event/index/484373/

 

∞∞∞ブログ∞∞∞

◉参加された皆様の感想
*スライドの絵を見て「何に見えるか?」「何が見えたか?」というクイズは
  色々と考えさせられました、複数の人で見ているからこその気づきもあり面白かったです。

*違う視点を持っているという当たり前のことを忘れずに接していきたいと思いました。
*仕事柄「療育」と思ってしまうので、もっと遊びの中で子どものできる可能性を
   探していこうと思えました。

*子育てをしたことがないので、子育てをされている方のお話が伺えて良かったです。
*自分と違う受け止め方をする人もいるので、その人といかにコミュニケーションをとるか
   もっと知りたいです。

◉次回は1月開催予定です♬

◉主催チームの感想
*Fractal-amrita&tree-*

 わたしが引野さんに出逢って、
フリーの作業療法士というカタチが成り立つことに驚きを得た一年前。
そして、聞けば聞くほど目から鱗の世界で、
当然子供だけではなく大人たちにも、どんな人にも届けたいスキルだと思い、話を重ねてきた一年間。

【作業療法】という一見難しい世界。
家族や、自分自身に必要が起こらなければ関わらないかもしれない業種。

どうやったら、多くの人にこのスキルを伝えられるか。
しかも【難しそう】を取り払って、いけるか。

一度聞いてもらえれば、その素晴らしい角度はかならず響くと確信していたので、
その一歩をどうするか。

話し合いに話し合いを重ねての本日。

1人の参加者さんでも必ずやろうと決めて、蓋をあけたら10名の受講者さま。
体感していただく内容ということもあり、体を動かすシーンもあったため、空間に対してぴったりな人数でした。

第一歩。本当に感謝です。

 

37年生きてきて
全然知らなかった職業・・・
作業療法士。

ヒッキーと出会い
まさか
作業療法士の方と一緒にお仕事することになるとは。。。

今日はその記念すべき第1回目のお話会。

雨ニモ関わらず10名の方々が参加して下さいました。

自分には出来てこの人は何故出来ない?
この人には見えてて自分には見えてない。
親の目線と子どもの目線の違い・・・

そこの何故?な所を教えてくれるお話会。

子供に対してだけではなく
これは大人同士の関係でもいえること。

人それぞれの観ているセカイ
見えてるセカイ
ボーダレスなセカイ

唸ることばかり。
私自身がもっと聞いてみたいと思う事も沢山でした。

参加者の方からももっと話を聞きたい
楽しかった
子供との関係を再度省みた
等々嬉しいお言葉沢山頂きました。

これからテーマを変え、シチュエーションを変えながら

RICS×Fractalのトークショー
【Borderless world〜境界のない視点〜】
回を重ねていきたいと思います。

引き続き、何卒よろしくお願いいたします。


* RICS

今回も初企画!
作業療法士とは全く異なる業種の皆様とのチームのよる企画

『 ”作業療法士”は、障がいがあり、リハビリテーションが必要な人が出会う職種』
という、固定概念を、当たり前のように壊してくれる人々との出会いにより実現した企画でした。

台風22号が太平洋側を通過している、まさにその日の開催
雨の中、足を運んでくださった皆様が
ポジティブに
アクティブに
オープンマインドで
参加してくださり
よい時と空間をともに創り出してくださいました。

参加してくださった皆様
本当に、ありがとうございました

改めて…
美味しい珈琲と場所を提供してくださった 自家焙煎珈琲libre さん
https://www.facebook.com/libre.0929/

見た目も味も抜群のネオベジケーキ 
&
総合コーディネートしてくださった  
Fractal -amrita&tree- さん
https://www.facebook.com/fractal.amrita.tree/

佳きチームに感謝です


                                          開催日時:2017年10月29日(日)13-15時 

ネオベジケーキ(かぼちゃ)すっごく美味しい❤️ そして体にも優しい♬ WSもあるよ〜https://www.facebook.com/fractal.amrita.tree/

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬

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お子さんとお母さん、関わる全ての方が、元氣に、笑顔で、希望をもって生きてくサポーター

RICS  (Rie Child Support)  引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター

Rie Child Support (RICS)では、

お子さんの「デキル!」を一緒に見つけ、

デキル方法を提案しています。

◉デキル!を見つけるプログラム(ご家庭向け)
https://riecs.net/services/#kosodate


グローアッププログラムコンサルテーション

(保育所・学校・児童発達支援センターなど)

https://riecs.net/services/#consultation

お気軽にお問い合わせください♬

◉お問い合わせ

https://riecs.net/contact/

◉ホームページ

https://riecs.net

活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市

野球セラピー???……不登校と鬱が解消したワケ

【お知らせ】
午後だけ相談カフェday@てらこやカフェ専念寺さん
10月31日(火曜日)13:15〜17:40
詳細はこちら https://riecs.net/news/744/

【ブログ】
最初にお断りさせてください。
不登校や鬱のお子さんに、野球がいいよ〜というお話ではありません!!!

さてさて、本題です…

10年以上前に出会ったお子さん
当時、小学校の高学年
「不登校・鬱・発達障害」と診断(?)のあるお子さんでした。

小学校高学年で鬱???
最初は少しびっくりした記憶があります。

実際にお会いすると、少し大柄の優しそうな、おっとりした男の子。

お子さんに、やってみたいことある?と聞くと
「野球がやりたい!!!」とのこと

お母さんにお話を伺うと…
「とにかく、学校に行って欲しい。今は学校に行ったら500円のお小遣いをあげている」とのこと

お母さんのお気持ちも分かるのですが…
この時点で、お子さんの気持ちと、お母さんの気持ちがずれていることは明白ですね

そして、学校に行ったらお小遣い…という仕組み

学校に行くことの対価がお金
つまり、学校に行くことの評価がお金
逆に考えると…学校に行かないと、評価されないことになる

お母さんが、お子さんのことを思って必死に考えられた末での策だと思います。
なので、お母さんを否定したり、批判したりすることはできません。

ですが、お子さんの立場になってみると
毎朝、学校に行く・行かないを暗に評価されている・自分でも評価している状況が想像され…
「鬱になるかもなぁ〜」と正直思いました。

なので、初対面でしたが、お母さんに
学校に行くことの対価をお金にするのはやめましょう
お金のために学校に行ったとしても、お子さんは楽しめないし、自主的な学びにはならない
ということをお伝えしたように記憶しています。

お母さんは、すぐに「そうですよね!」とご理解くださり
翌日から、学校に行く=お小遣いの仕組みは廃止となりました。

そして、私とは…
お子さんが「やりたい!」と言った野球をしました。

お子さん・お母さん・私の3人で。
3人でも、ちゃんと野球はできます(笑)

お子さんは、投げたり、打ったりはそんなに上手ではないけれど
バッターの時は、打っては走り、打っては走り…得点を重ね
ピッチャーの時は、コントロールを気にしながら、
キャッチャー役のお母さんの構えるところに向けて投げる!

私も、投げたり、打ったりが上手ではないので、
なんとも言えない3人野球が繰り広げられていました。

週1回お会いしていたのですが…
やることは…とにかく野球をすること

そんなことを数回繰り返していると…
自然と学校に行く日が増えていました。

そして…「他にもやりたいことある?」と聞いてみたところ…

「自転車に乗ってサイクリングに行きたい!」とのこと
そして、すでにお父さんと一緒にサイクリングの計画も立てておられました♬

その後の受診で、ドクターと相談され、私との作業療法は無事に卒業!となりました。

このエピソードは、読んでくださった方それぞれに、ご感想があると思います。

私自身が、このお子さんから学んだことは…

「やってみたい!」「やりたい!」を実現することは、生きる力になる!!!

この1点につきます ^ – ^

不登校や鬱のお子さんに限らず…
全てのお子さん(大人)にとって
「やりたい!」を少しでも実現できる日常でありますように

常に、出会いから学びをいただき、感謝です。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬

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RICS  (Rie Child Support)  引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター

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秋ですね〜季節の変わり目、お身体ご自愛ください!!

○○○の目が大事♬ 「読むために必要な目の機能(学習編)」

【研修会開催のお知らせ】

 ◉テーマ「どうしたらいい? 配慮が必要な子どもとの関わり~感覚統合とチャイルドスペースの視点から~」

◉ 詳細はこちら http://kokucheese.com/event/index/475868/

◉申込期間:7月15日~8月15日

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突然ですが、私は

「音読しながら、意味を捉えることが苦手です!!」

教科書などを読むことは、何とかできますが
何が書いてあるか、読みながら、同時に理解することができません
今でも、ちゃんと理解するためには、何度か読み返す必要があります


この写真のお子さん、風船をフーッと吹き上げる遊びをしながら…
顔の真ん中に浮き上がる、風船を両目で見ています。
そして、ちょっと寄り目になっています=輻輳(ふくそう)と言います。
この「両目で見る」ということ、読み書きのベースにもなり、とっても大事です

そして…今回は…

 

両目に加えて

「◯◯◯」の目で見ることが大事!

というお話です♬

 

まずは、私の目のお話から…(少々お付き合いくださいね)

私は中学生の頃から視力が下がり、眼鏡やコンタクトレンズのお世話になっています。

よく見えるようになりたい!と…
遠くまでよく見えるコンタクトレンズや眼鏡を日常的に使っていました。

けれど、なんだか違和感があり…

そして、本当にありがたいご縁により、現在は…
一流のスポーツ選手が押しかけ、予約がなかなか取れない
大阪にある、視覚情報センターの田村知則さんに「目の機能」を診ていただき、
私の目の機能に適したメガネを作ってもらっています。
(視覚情報センターhttp://www.shikaku-joho.jp

先日、久しぶりに田村さんに、目の状態を診ていただいた時のこと…

私自身の目の機能の話から、子どもたちの見る機能・読む機能について
図らずもレクチャーをしていただき、帰り際に最新のご著書もいただきました。
 *田村知則著「よく見えるの落とし穴」講談社https://www.amazon.co.jp/dp/4062203243)

まずは、私の「目の機能」について
続いて、子どもの見る・読むに関するレクチャーの内容についてお伝えします!

まずは私の目の機能…
ちゃんと見ようとすることに、力を必要とする(努力が必要)
  → ボーッと見ることは得意…笑

ちゃんと見ることに集中すると、考えられなくなる
     →  脳が見ることに専念して、考えるスペースがなくなる…

でも文字の意味を捉えるためには…しっかり見ないといけない

*その結果…
 目が疲れる → 目の筋肉の使い方に偏りが… → 視力が下がる

ということだそうです。

なるほど!!!!と納得

 

さらに…

 

子どもの見る・読むに関するレクチャーをまとめると…

1)ヒトは2つの目で1点を見ることが大事

 

2)模様として文字を捉える目の使い方と、文字の形と意味を捉える目の使い方は違う

 

3)本来、ヒトは文字の意味を捉えて理解するための目の機能を備えていない
  それを楽にするために、近視になっている
  つまり、「近視」は、その人の適応力の賜物!

 

4)アメリカ経由のビジョントレーニングは、目の筋肉を鍛えることはできるけど、
  本当の意味で「見  る力」を育てるトレーニングではない

 

5)「両目」と合わせて「こころ」の目がどこを向いているかが大事
 

ちなみに…私は、両目でボーッと見るのが得意な上に…

心の目がどこかに行きやすい(定まりにくい)、とのご指摘

つまり、注意散漫で、集中しにくい(笑) 
   
その通り!!!!
  

文字を追って読んでいても、違うことを考えながら読んでしまう
だから、意味が分からない…(笑)

 

では…

「両目」と「心の目」を育てるには…?

 

田村さん曰く…

その子が、

興味を持って

主体的に、

これ!!!!と思って

見ているとき

その子の両目と心の目が合っている♬

なので、私も興味のある内容の本はすぐに読めるし、理解もしやすいです。

「読む」に特化せず

幼少期から、主体的な「心の目」で見る場面をたくさん増やしていきたいですね!

また…

小さなバッタを見つけて、ジーッと見つめるお子さん。
両目と心の目の焦点がバッチリ合っていますね♬

 

斜視など、何らかの事情により「両目」の焦点が合いにくい場合や
両目の視力差があるお子さんの場合でも…

そのお子さんが
両目で楽に見えるように
その子に適した、メガネの出番!とのこと

 

その子の主体性を大事にする

改めて、学ばせていただきました。

視覚情報センターの田村知則さん、本当にありがとうございました!!!
http://www.shikaku-joho.jp

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬

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