RICSブログ

どうしてお勉強は「ちゃんと」座ってすると良いの…???

もちろん、全てのお子さんに適しているわけではないと思います

が、私が出会ってきた多くのお子さんには、ピタッとくることが多いので、ご紹介♫

 

松江市内の小中学校は、2020.05.25〜通常の登校が始まりました。

小学校1年生でもいきなり、5時間授業!!   Σ(・□・;)

確かに、昨年度までは、この時期に5時間授業は当たり前ですが

何せ、長い長い春休みが明けて、初めての学校生活で、

いきなり5時間授業!!

これは、子どもたちも大変だし、きっと先生方も大変でしょう🙏

 

もしかしたら、学校やご家庭では、お勉強する時に

「姿勢をちゃんとしなさい!!」と言っておられるかもしれませんね。

特に午後の5-6時間目・・・ や、宿題の時に・・・

 

ですが!!!

お勉強は「ちゃんと」姿勢を正して、座ってするもの・・・???

なのでしょうか??

 

⬇︎ある日のお勉強風景(年長さんですが…ちょっとした待ち時間にお勉強中)

幼稚園が終わって、午後の時間

床に座ってお勉強すると…

姿勢が崩れたり、集中しにくかったり…

 

なので、

ちょっとだけ揺れて

バランスをとれるものをイスがわりに(^ ^)

少しだけユラユラ揺れながら〜〜静かにお勉強をしていました!!

↑写真のお子さんが座っているのは、ボブルス社の商品「ドーナツ」 ⇨https://ec.bornelund.co.jp/shop/pages/campaign_bobles7.aspx

が、ボブルス社さんのはちょっとお高いので…笑

 

⬇︎例えば、こんな健康グッズも使えますよ〜〜

  

⬆︎読み書きがちょっと苦手で、姿勢もあまり良くなくて、、、のお子さんでしたが

ちょっとした姿勢の工夫をすることで、姿勢も良くなり、学習に向かいやすくなりました!

今では、グッズがなくても大丈夫です♫

 

⬇︎こんな姿勢でお勉強するお子さんも…(笑)

この姿勢、お行儀が悪い!!と言われたら、その通りです。

決してオススメできる姿勢ではありません。。。

きちんとした姿勢でお勉強したりご飯を食べたりするのが、日本的な美しさでもあります。

 

そして本来は、小学校入学までに椅子に座って、40-50分間×5-6時間 

座った姿勢を保ちながら、考えたり、書いたり、読んだり、聞いたり、することができるように育っているはず!

 

なのですが、、、様々な背景により、現在はお子さんたちの体はゆっくり発達しているようです。

 

極端かもしれませんが

子どもの姿勢を正すことを優先する?

意欲的に、興味を持って、学習することを優先する?

この二択だとしたら…

あなたはどちらを選びますか??

 

正しい姿勢をとることは大事です。

それにより、読み書きが正しくできる可能性もある!

でも、お子さんが、自分だけで正しい姿勢をとることが難しい時は…

何かしらのグッズを使ったり、意欲を優先する、という選択肢があるということ

心の何処かに留めていただけたら幸いです!

 

ということで、

どうして、ユラユラ揺れると良いのか?

姿勢を保てるようになるにはどうしたら良いのか?

以前のブログ⬇︎もご参照ください!

椅子に座って作業するための『からだ』を育てよう!

「じっとすることが苦手」「椅子に座ることが難しい」お子さんのこと

 

そして、最近話題になっている北欧の教育スタイルにも「姿勢」「体の発達」について興味深い情報があります。

フィンランド:イスから自由になれば子どもは伸びる 
 https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111180/102400001/

 

ということで、現時点での結論!!

お勉強は、ちゃんと座ってしなくても良い!!!

でも、その子に必要な育ちは確実に育みながら♫

 

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自然と共に生きよう!

 

Rie Child Support がお手伝いできること

 ◉子どものより良い育ち・発達に関する相談(個別相談)

◉保育園、幼稚園、児童福祉施設等でのプログラムコンサルテーション

◉子どもを見る視点、関わり、発達等に関する研修・講座

◉生きる力を育むプログラム

お問合せ ➡︎ https://riecs.net/contact/

 

○○への挑戦は続く 〜子どもの育ちのキーワード

子どもの頃の発達で、特にわかりやすいのは

「高さ」への挑戦!

 ⬅️小学校5年生

森で倒れていた竹に、スルスルっと登っていく

高さに挑戦するには・・・バランスをとる力も必要!

 

 ⬅️5歳さん

挑戦しながら、自分の限界に挑んでいく!

 

 ⬅️ 2歳さん

そして、限界ギリギリを知っていくスリル感や

限界だと思っていた線を乗り越えた時の達成感や喜び

 

遊びの中では、

そのギリギリの線を

乗り越えても、乗り越えなくてもOK!!

全てが遊び!!

だからこそ、

ギリギリの線に、挑戦し続けることができる

 

「やらなくちゃ」「失敗」「ダメ」はない

遊びの中で、子どもは精神力も育んでいる!

 

大人ができることは

「危ない!」「やめなさい!」と言いたくなる場面においても

できるだけ、見守ること♫

もちろん、リスク管理は必要ですが、

お子さんの力を見極めて、

お子さんが挑戦を続けていくサポートをしていくこと

大人の役割かな、と思っています。

 

お子さんの力を客観的に見極める時に、作業療法士はお役に立てるかな、と思います( ^ω^ )

 

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○○して育つ!〜子どもの育ちのキーワード〜

1歳さんと6歳さん

 

お兄ちゃんをじっと見ている1歳さん

 

子どもは身近な人(大人も子どもも)をよく見ています

 

言って聞かせる という言葉も聞きますが

言って聞かせる=「言葉」を理解する・使う

「言葉」を使う=「思考」を使う

これも大事なことです

 

でも、、、!!

 

特に小さい子(乳幼児さん)は「見て」育ちます

 

上のきょうだい児さんの真似をしたい!というのも

お兄ちゃん、お姉ちゃんのすることをよく見ているから!

 

お父さん、お母さんの真似をしたい!というのも

お父さん、お母さんのすることをよく見ているから!

 

よく、大人がやって欲しくないことを、子どもは真似する

と言われますが(笑)

それだけ、子どもは大人のしていることを見ているのですね〜〜

 

学習=「真似ぶ」とも言われます

真似をすることは、学びの基礎にもなります

真似ができる、というのは、発達上も素晴らしく、大事なことなのです!

 

子どもに、大人にとって都合良いところだけ真似をして!というのは無理な話で(笑)

そもそも、小さい子どもほど、善悪を区別して行動しているわけでないので♫

子どもは、やりたい!やってみよう!と思ったら、やっちゃいますから・・・

 

子育て中の保護者の方に関わらず、一般的に大人の役割としては、ちょっと意識して、

言っていることと、やっていること(見せていること)を一致させていきたいなぁ〜と思う今日この頃です。

 

関連ブログ

○○○のストーリーを大切に❣️ 〜子どもの育ちのキーワード

大人の対応キーワードも載せています♫  ➡︎ https://riecs.net/blog/1703/

 

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