子どもの個性を活かした集団づくりの協働的コンサルテーション
多様な個性を持った子ども達の成長は、多様な視点で捉え、関わる人達が、それぞれの立場を活かして協力し合い、柔軟に、適切に、その子にあった環境を整えることで、更なる成長力が引き出されます。
のべ32,000人以上の発達相談/支援、のべ150件以上の園・学校等での支援経験のある作業療法士が、一人ひとりの子どもの集団生活の様子を丁寧に観察し、先生方の話をしっかりと聴き、子どもの個性を活かした、集団作りを一緒に考えます。
プログラム
やってみようと笑顔が増えるコンサルテーション
集団での子どもの日常の姿を観察した後、先生方とケース検討会を行います。
- 先生の思い/子どもの姿の確認
- より良い環境設定
- より適した課題提供 など 実際の現場に活かせる関わりを検討します。
豊かな育ちに繋がる研修会
*内容はご希望を伺い、対応させていただきます
料金:内容・時間などに応じて、相談して決めさせていただいています
コンサルテーションを受けた施設からのメッセージ
療育活動内容や子どもたちに対する関わりかたなど丁寧な指導をいただきとても勉強になりました。
保護者の方一人一人の質問にも的確に分かりやすくご助言戴き、保護者の方も大変喜んでおられました。
学校・施設などからの依頼例
- 園児の現状を把握し、よりよい保育を提供するためのプログラムづくり(保育園)
- 障がいを持っている子どもの集団参加の具体的な方法について(保育園)
- 特に対応が難しい子どもへの関わり方について(保育園)
- 学習態度や行動面に課題のある子どもに、どのように関わったら良いか(小学校)
- 友達とのコミュニケーションが上手にとれない子どもへの配慮について(小学校)
- 活動の取り組み方や内容が発達状況に応じているか(児童発達支援センター)
- 子どもの困り感への理解と支援について(児童発達支援センター)
- 職員集団としてのあり方:主とサブの動き、保護者対応について(児童発達支援センター)
- 保育所等訪問支援における職員のスキルアップ(児童発達支援センター)
研修依頼例
- 子どもの理解と支援のために
- 不器用な子どもへの対応について
- 子どもの身体活動について
特別支援教育・福祉施設での経験
2007−2009 | 広島県教育委員会 LD等の専門家巡回相談事業巡回相談員 |
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2007−2009 | 尾道市教育支援訪問相談員 |
2010−2014 | 島根県立出雲養護学校 非常勤講師 |
2012−2014 | 児童発達支援センターわっこ 保育所等訪問支援事業 支援員 |
2014−2015 | 放課後等デイサービスそらうま 管理者・児童発達支援管理責任者 |
2011−現在 | 出雲市特別支援教育推進委員会委員 |
特別支援教育に関する論文
- 引野里絵,土田玲子:特別支援教育における学校での作業療法に関する研究−小学校通常学級をモデルとして−:作業療法29,577−586,2010.
- 古山千佳子,吉川ひろみ,高木雅之,引野里絵,松田かほる:School AMPSを用いた作業療法の試み:作業療法29,780−788,2010.