「文字」=「○○○」:文字が書きたくなるためには…?
◉お知らせ◉
◉2018年 6/3, 7/8, 8/5 (日) 10:30-15:15 @松江市内
RICS グローアッププログラム 発達講座 vol.2 –「遊び」「創る」「使う」育ちの基礎講座 –
今回のテーマは「遊び」「創造」「想像」
このテーマを軸に、0~6歳の発達を3回に分けてお伝えします♬
🌟詳細はこちら https://riecs.net/news/1106/
◉2018年6月16日(土)
考えよう!! 困っている子どもの理解 ~感覚の過敏さ/鈍感さ~
*お話編のみ 13:30~14:30 http://kokucheese.com/event/index/514244/
*全編(お話&体験) 13:30~17:00 http://kokucheese.com/event/index/514259/
◉ブログ◉
先日、畑に来てくれた年長さん
大根の種を蒔いた後に書いてくれた”竹の札”
「4.8 みんなのだいこんをうえた」
年長さんなので、もちろん、まだ文字は習っていません。
鏡文字や、ちょっと読みにくい文字があるのは当然のこと
でも、一生懸命書きました ^ – ^
「みんなの」っていうフレーズも素敵ですよね♬♬
次の写真は、1年前に畑に遊びにきてくれた、1年生のお子さんが書いた札
「ぴーぴーまめをうえたところ」
このお子さんは、ちょっとだけ文字の読み書きが苦手でした。
でも、習い始めた平仮名を、自分から「書く!」と言って、いきなり書き始めました。
しかも、油性マジックで♬
竹の幅に合わせて、大きな文字で、堂々と!!!
そして今年…見事に可愛い「ぴーぴーまめ」が咲きました!
「文字」ってなんだと思いますか??
私は…
「文字」=「どうぐ(道具)」
だと思います。
もちろん、習得するためには、練習も大事です。
でも、道具だから、使わないと意味がない。
ならば、「使わされる」よりも「使いたい!」と思った方が身につきやすい。
「使いたい!」=「読みたい!」「書きたい!」とそのお子さん自身が思える場面があると、必然的に、読んだり、書いたりしやすくなるのはないかなぁ〜と思います。
ということは…
「知りたい!」「分かりたい!」「伝えたい!」と心が動くこと
そのお子さんの興味や関心を大事に育てていきたいなぁ〜と思います。
ちなみに…「言葉」も同様ですね。
例えば、外国語を身につけるには、
「その言語を話す恋人を作ることが一番早い」
と言われますが、まさにその通り!と思います♬
「知りたい」「分かりたい」「伝えたい」だらけだからでしょうね〜〜❤
「外国語の習得」については、また別の機会にお伝えできたら!と思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬
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お子さんとお母さん、関わる全ての方が、元氣に、笑顔で、希望をもって生きてくサポーター
RICS (Rie Child Support) 引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター )
Rie Child Support (RICS)では、
お子さんの「デキル!」を一緒に見つけ、
デキル方法を提案しています。
◉デキル!を見つけるグローアッププログラム(ご家庭向け)
https://riecs.net/services/#kosodate
◉グローアッププログラムコンサルテーション(保育所・学校・児童発達支援センターなど)
https://riecs.net/services/#consultation
お気軽にお問い合わせください♬
◉お問い合わせ
◉ホームページ
◉活動エリア:
島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県中西部(米子・境港・西伯郡・倉吉)/広島県/長崎県/大阪府/岡山県
ご要望があれば、国内・海外問わず、何処へでも伺います!!
│更新日:2018年05月23日│
「文字の読み書き」省エネ大作戦!! ~子どもの可能性は無限大~
1月企画のお知らせ
Gift 可能性の見つけ方 ~BorderlessWorld RICS お話会~ (1月21日)
https://riecs.net/news/856/
子育て相談カフェday♬ (1月27日・午後)
https://riecs.net/news/839/
保育士さん対象:子どもの育ちに学ぼう会!(1月27日・19:00~)
https://riecs.net/news/834/
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小学校に入って必要なことに「文字の読み書き」があります。
全ての人に得意不得意があるのは当たり前なのですが…
人は、成長し、大きくなるにつれ、不得意を上手にかわしたり、他の手段を見つけたりすることができるようになります。
が・・・今の日本の子どもたちにとって「読み書き」は必須です。
不得意でも、取り組まなければならない作業です。
最近は、ipadのアプリなどで、苦手をフォローしてくれるものもあります。
上手に、そのような技術を、日々の学習に取り入れていただけたら…思います。
が…とはいえ、まだまだ一般的ではない現状もあります。
特に通常学級に在籍するお子さんには…
ということで、私が考えるのは、「読み書きの省エネ化」です♬
学校の先生の視点だと、NGなこともあるかもしれませんが
作業療法士の観点で考えると
その子の「読み書き」という作業が
楽に、効率よく、自立してできることが目的なのです。
そのお子さんが、「あ!これならできそう!!」を見つけ
その子が楽しく、遊び感覚で、気軽に取り組める方法を提案させていただきます。
あるお子さんは…「読み書きの苦手」で、
文字は、まっすぐ線が書けない、なぞり書きでも枠からはみ出る、というお子さんでした。
下書きなく、上手に書いてくれました〜♬♬
右)心のこもったクリスマスのプレゼントをいただきました♡
左)下のお子さんの可愛い作品♬
漢字遊びをしていると…
漢字の「へん」を思い出す手がかりにしている様子が伺えました。
そこで「自学」として、「へん」仲間で漢字ポスターを作ってみよう!ということになりました。
もちろん、保護者の方のご協力・サポートは絶対的に必要です。特に低学年のお子さんは…
だからこそ、お母さんとも相談して取り組む内容を決めます。
お母さんが「あ!これならできそう!」と思っていただける内容を提案させていただいています。
お母さんが、ポスターを作り始めたら…
お子さんの方が、どんどん漢字を書いて、ポスターを作ったそうです♬♬
また、一般的な鉛筆よりも、太めの鉛筆の方が持ちやすそうだったので、
本人に確認すると、「太い方が良い」とのこと。
本人の感想を尊重することが、とっても大事です!!
早速、太い鉛筆を購入され、使っておられました。
すると…先生からも「文字が上手に書けるようになった」と褒めてもらえたとのこと。
先生からの褒め言葉も「ヤル気スイッチON!!」ですね〜♬
6月からスタートした月1回のプログラムですが、10月の漢字テストは100点!!!
100点を取ることが目的ではありませんが、
書くことに対して、お子さんの気持ちが向き、持っておられた能力が発揮された結果だなぁ〜と。
お母さんからは…
*新聞やニュースにも興味を持ち始め、「○○ってどういう意味?」と聞いたり
図書館で本を借りてきて、自分で調べようとすることもあり、成長を感じます。
*分からない文字も少しのヒントで思い出せるようになったり、グズったりしないなぁ〜と思います。
という感想を寄せてくださいました。
RICSでは、そのお子さんの生きる力・生きる智慧を育むグローアッププログラムを提供しています。
ご家族からのご相談については、「親子プログラム」という形で提供させていただいています。
特に回数を重ねて利用をしてくださる方は、
目標に向けて「親子」での取り組みを大事にしてくださっているように思います。
「やらなければ…」は少なく
「やってみよう!」を多く
そんなバランスでプログラムを提供させていただいています。
保育所・学童・福祉施設など、6施設でのグローアッププログラムコンサルテーションをさせていただきました。
子どもたちのより良い成長を考え、常に質の高いプログラムを提供しようとされている、意識の高い事業所さん&スタッフの皆様とも、素敵なご縁をいただいた2017年でした。
2018年は、私自身もさらにブラッシュアップしながら、ご縁のある皆様とともに成長していきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします♬
最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬
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RICS (Rie Child Support) 引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター )
Rie Child Support (RICS)では、
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デキル方法を提案しています。
◉デキル!を見つけるグローアッププログラム(ご家庭向け)
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(保育所・学校・児童発達支援センターなど)
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お気軽にお問い合わせください♬
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活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県中西部(米子・境港・西伯郡・倉吉)/広島県/長崎県/大阪府
│更新日:2017年12月31日│
○○○の目が大事♬ 「読むために必要な目の機能(学習編)」
【研修会開催のお知らせ】
◉テーマ「どうしたらいい? 配慮が必要な子どもとの関わり~感覚統合とチャイルドスペースの視点から~」
◉ 詳細はこちら http://kokucheese.com/event/index/475868/
◉申込期間:7月15日~8月15日
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突然ですが、私は
「音読しながら、意味を捉えることが苦手です!!」
教科書などを読むことは、何とかできますが
何が書いてあるか、読みながら、同時に理解することができません
今でも、ちゃんと理解するためには、何度か読み返す必要があります
この写真のお子さん、風船をフーッと吹き上げる遊びをしながら…
顔の真ん中に浮き上がる、風船を両目で見ています。
そして、ちょっと寄り目になっています=輻輳(ふくそう)と言います。
この「両目で見る」ということ、読み書きのベースにもなり、とっても大事です。
そして…今回は…
両目に加えて
「◯◯◯」の目で見ることが大事!
というお話です♬
まずは、私の目のお話から…(少々お付き合いくださいね)
私は中学生の頃から視力が下がり、眼鏡やコンタクトレンズのお世話になっています。
よく見えるようになりたい!と…
遠くまでよく見えるコンタクトレンズや眼鏡を日常的に使っていました。
けれど、なんだか違和感があり…
そして、本当にありがたいご縁により、現在は…
一流のスポーツ選手が押しかけ、予約がなかなか取れない
大阪にある、視覚情報センターの田村知則さんに「目の機能」を診ていただき、
私の目の機能に適したメガネを作ってもらっています。
(視覚情報センターhttp://www.shikaku-joho.jp)
先日、久しぶりに田村さんに、目の状態を診ていただいた時のこと…
私自身の目の機能の話から、子どもたちの見る機能・読む機能について
図らずもレクチャーをしていただき、帰り際に最新のご著書もいただきました。
*田村知則著「よく見えるの落とし穴」講談社(https://www.amazon.co.jp/dp/4062203243)
まずは、私の「目の機能」について
続いて、子どもの見る・読むに関するレクチャーの内容についてお伝えします!
まずは私の目の機能…
*ちゃんと見ようとすることに、力を必要とする(努力が必要)
→ ボーッと見ることは得意…笑
*ちゃんと見ることに集中すると、考えられなくなる
→ 脳が見ることに専念して、考えるスペースがなくなる…
*でも文字の意味を捉えるためには…しっかり見ないといけない
*その結果…
目が疲れる → 目の筋肉の使い方に偏りが… → 視力が下がる
ということだそうです。
なるほど!!!!と納得
さらに…
子どもの見る・読むに関するレクチャーをまとめると…
1)ヒトは2つの目で1点を見ることが大事
2)模様として文字を捉える目の使い方と、文字の形と意味を捉える目の使い方は違う
3)本来、ヒトは文字の意味を捉えて理解するための目の機能を備えていない
それを楽にするために、近視になっている
つまり、「近視」は、その人の適応力の賜物!
4)アメリカ経由のビジョントレーニングは、目の筋肉を鍛えることはできるけど、
本当の意味で「見 る力」を育てるトレーニングではない
5)「両目」と合わせて「こころ」の目がどこを向いているかが大事
ちなみに…私は、両目でボーッと見るのが得意な上に…
心の目がどこかに行きやすい(定まりにくい)、とのご指摘
つまり、注意散漫で、集中しにくい(笑)
その通り!!!!
文字を追って読んでいても、違うことを考えながら読んでしまう
だから、意味が分からない…(笑)
では…
「両目」と「心の目」を育てるには…?
田村さん曰く…
その子が、
興味を持って
主体的に、
これ!!!!と思って
見ているとき
その子の両目と心の目が合っている♬
なので、私も興味のある内容の本はすぐに読めるし、理解もしやすいです。
「読む」に特化せず
幼少期から、主体的な「心の目」で見る場面をたくさん増やしていきたいですね!
また…
小さなバッタを見つけて、ジーッと見つめるお子さん。
両目と心の目の焦点がバッチリ合っていますね♬
斜視など、何らかの事情により「両目」の焦点が合いにくい場合や
両目の視力差があるお子さんの場合でも…
そのお子さんが
両目で楽に見えるように
その子に適した、メガネの出番!とのこと
その子の主体性を大事にする
改めて、学ばせていただきました。
視覚情報センターの田村知則さん、本当にありがとうございました!!!
http://www.shikaku-joho.jp
最後まで読んでくださって、ありがとうございました♬
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活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市
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引野里絵(作業療法士&グローアップクリエーター )
│更新日:2017年08月07日│