RICSブログ

「無理させない」…当たり前に暮らし・働くために (ベジモファームB 就労継続支援事業所:見学レポート)

⭐️ブログ:子どもの豊かな育ちを育もう!⭐️

【子育てにも通じる、畑のこと、働くこと】
愛知県豊橋市&豊川市で畑を中心に、安心安全の野菜・食・職を届けておられる
サインズ株式会社の小林寛利社長さんにお会いしました😀
 (ベジモあいち:http://vegetablemotto.com/introduction/)
 (ベジモとちぎ:https://www.facebook.com/vegimotochigi/)

畑から美味しい野菜を届けたい!
気軽に、美味しい野菜を暮らしの中に!
当たり前に暮らし、当たり前に働くための場所を!

「心地よい畑」から始まり
病院や企業と畑や食に関する事業連携
安心で美味しい野菜が、気軽に、いっぱい食べられるベジモデリ豊橋店
障害を持っている方が、安心して働き、働く力を育てる場所である就労支援事業所など…
様々な取り組みをしておられます。

畑と野菜が好き過ぎる小林社長が展開する、働く場の創造🌟

特に印象に残っている言葉は…

「無理させない」

畑にも、働く人にも
「無理させない」

そして、「生きる」「働く」とは…
暑い時は暑い
寒い時は寒い
大変なことは、大変
苦しいことは、苦しい

そういう「当たり前」を淡々と経験していくこと

これらの思い、言葉は
障害を持っているとか、持っていないとか関係なく
地球上に生きる全てのヒトに言えることですが…
私たちは「当たり前」を「当たり前」に経験する機会が減っているように思います。

そして、「当たり前」を「当たり前」に経験できるためには…
その「場所」と「一緒にいる人たち」が
「安心・安全」であり
「信頼できる」基盤があるからこそだと感じます。

今、ここが「安心・安全」であり
一緒にいる人たちへの「信頼感」は

やはり
 人にも環境にも「無理させない」

そして
 「失敗大歓迎!」 

これらキーワードは
全ての子どもたちが、のびのびと、
その子らしく生きていくためのキーワードにもなるなぁ〜と実感。

【失敗大歓迎!の関連記事】
https://riecs.net/blog/394/

「無理させない」
私にとって、とても奥が深い言葉でした。

お忙しい中、時間を作ってくださり、
心からのおもてなしをしていただき
本当にありがとうございました!

なお…
*ベジモファームB 就労継続支援事業所さんは、2017年1月スタートです
*ベジモとちぎ (株式会社 野のふぁーむ)さんは…2013年スタートしておられます。
 農薬や化学肥料を使用しない主役になれる野菜づくりと加工品の製造販売を行っておられます。
 障がい者就労支援多機能事業所(A型・B型)です。
 (ベジモとちぎ:https://www.facebook.com/vegimotochigi/)

  
ベジモ愛知の畑で…草たちと共存するルッコラ
味が濃くて、とっても爽やかで力強いエネルギーに満ち溢れていました💕


中央;小林社長さん
ありがとうございました〜!!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆

☆RICSからのお知らせ☆    詳しい内容は ↓ 
https://riecs.net/news/

♪ 特別企画あり♬ 子育てを愉しむ おしゃべりカフェ11 
 2017年1月17日(火)10:15−11:45 @出雲市 綾の家さん

Rie Child Support 
作業療法士&グローアップクリエ−ター 引野里絵

活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市

 

1回やって上手くできなかった時…どうしますか?

⭐️ブログ:子どもの豊かな育ちを育もう⭐️

先日、尊敬する人生の大先輩からいただいた言葉の数々です☆
ありがとうございます♬

「最初から上手くできる人なんていない」
「ただ、やり続けるかどうか」
「やり続けていたら、ある時、ポン!って出来るようになる」
「最近の人たちは、1回やって、上手くできなかったら、そこで辞めてしまう」
「だから、出来るようにならない」

大きくなるに従って、私たちは、
失敗しないように…という思考になりやすいですね。

私もそうです…🙃
でも「失敗しないように…」と思うと
自分も周りも苦しくなります。

歩き始めた子どもが
1回転んだからといって、
立ち上がり歩くことを諦めたら
歩けるようにはなりません。

そして、子どもたちは、諦めるどころか
立ち上がることを楽しんでいるように、何回も、何回も…
立ち上がって、ヨチヨチ歩いて、転んで…を繰り返しています。

そして、周りの大人たちも
そんな子どもの姿を愛おしく思ったり
「上手に出来るね〜」「すごいね〜」と褒めたり
「ここまでおいで〜」と励ましたり😀

この時、子どもにも、大人にも
「失敗しないように…」
「失敗したらダメ」
という思考も行動も全くありませんね。

歩き始めの子どもと、それを見守る大人の関係
転ぶことも、立ち上がることも、ヨチヨチ歩くことも、
全て「出来るようになるため」のプロセス💕

「失敗」と思えることも
「出来るようになるための」プロセス😁

当たり前のことだけど…
自分自身が「当たり前」に行動できていないなぁ〜(⌒-⌒; )

子どもの方が「当たり前」に出来ている!!!!!

ということで
大人も出来るところから、少しずついきましょう〜!

そして、その経験が「試行錯誤&工夫する力」
子どもも大人も「生きる力」 につながりますね♬

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆


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こんな学校あったらいいな 😄*箕面こどもの森学園:見学レポート*

🌟お知らせ🌟
♪ 子育てを愉しむ おしゃべりカフェ10
 2016年12月19日(月)10:00−11:30 @てらこやカフェ専念寺さん
 https://riecs.net/news/365/

🌟ブログ:子どもの豊かな育ちをはぐくもう!🌟

先日、大阪府箕面市にあるNPO法人が運営する学校
「箕面こどもの森学園」を見学させていただきました✨

県外からも引っ越して入学希望者があるほどの人気の学校です。
無認可の学校ですが、2015年にユネスコスクールに認定されています。
(ユネスコが推進する、持続可能な開発のための教育(ESD)を実践している学校
無認可の学校で、ユネスコスクールに認定されるのは、とってもとっても珍しいことのようです。
そして、2015年度より中学部もできて、更に受け入れの幅が広がっている学校です。

この学校、なぜこんなに注目されているのでしょう…?

img_7375

2013年に書籍が発行されたことで注目されていることもあると思いますが…
築地書館:「こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦」

見学させていただき、人気の理由は「教育理念とその実践」にあると思いました。
詳しい内容はこちらをご覧ください
http://kodomono-mori.com/tokushoku/tokushoku.html

基盤になっている考え方は
「子どもは自ら学ぶ意欲を持ち、自らの力で学ぶことができる」という教育観

自分で選ぶ
自分で決める
主体的に実行する

と言っても完全に自由なのではなく
大きな枠組みはあり、「必須」としている授業内容もあります。

ですが、例えば…小学部の場合
*音楽・英語は、学期毎に選択できる
 いずれも選んでも、選ばなくてもOK。それぞれ「プロジェクト」という科目との選択制
*「プロジェクト」は、自分がやりたいことをとことんやる時間
 手芸・工作など、自分の興味があることができる時間。
*体育は、内容によって、その都度選択
 

国語や算数にあたる、「ことば・かず」の時間もあり、
見学させていただいた時は、個別学習をしていました。
みんな静かに、自分が決めた目標に取り組んでいました。

例えば、ある5年生のお子さんは
「漢字は5年生」「読解は4年生」の課題をする、と選んでいました。
今日は「◉ページまでする」という学習計画も週毎に自分で立てるようです。

「宿題は基本的にないけど、希望があれば相談して内容を決める」とのことです。

自分で選ぶ
自分で決める
そして、主体的に実行する

もちろん、実行する際に、一人で難しい時は、
大人や友達の援助や協力を得ることもできます。

低学年の音楽の授業を見せていただきました。
1〜3年生まで、9名のお子さんが参加。
最初は、朝ドラの主題歌を歌ったり、クリスマスの歌を歌ったり…
中には、手拍子をしながら、リズムに合わせて踊り出す子もいます😄

でも、「静かにしなさい」とか「ちゃんと歌いましょう」という先生からの声かけは全くありません。
他の子どもたちも、踊り出した子たちを、楽しそうに見ながら、歌っています♬

自分と違う行動をする子がいても
その子の個性を尊重する

そもそも、子どもたちは、
そんな小さな違い」を気に留めていない
そんな印象を受けました。
むしろ、「違い」とすら思っていないかもしれません。

そして時間の後半は、「11ぴきのねこ」を題材にした劇の練習。

近いところで、発表の機会があるようです。
初対面の私たち見学者を前に、堂々と、楽しそうに演じていました。
むしろ、見て〜〜! どう思った?? 感想聞かせて〜!
そんな意欲とエネルギー満々でした😄

そして、何より素晴らしいなぁ〜と思ったのはテーマ学習です。
学校全体で、同じテーマに学期ごとに取り組まれるとのことですが、
1学期は「100年生きる庭づくり」(とってもとっても私好みのテーマでした笑)
畑・昆虫・動物・水辺など…
より具体的な内容毎にグループでまとめて発表するという形式。

でも、子どもによっては、自分の興味がどのグループにも属さない子もいる。
その子たちは、一人で自分が取り組みたい内容に取り組むこともOK
 ハーブの効用を調べたお子さん
 レンガの道を作ったお子さん
 虫と生態系の関連性を調べたお子さん

大きな枠組みはありながらも
子どもたちの興味関心を大事に
アウトプットの機会も大切に

自分で選び
自分で決めて
主体的に実行する

こんな学校あったらいいなぁ〜😄

でも…なかなか、そういう学校ないよね〜
作るのも難しいよね…
という声が聞こえてきそうですが

「学校」という場に関わらず

私たち大人ができることは

子どもが
自分で選び
自分で決めて
主体的に実行する

大人がそのチャンスを
意識的に探し・創り
活かしていくこと

学校は子どもの成長の場であることは間違いないですが
「家庭」も「地域」も間違いなく、子どもの成長の場♬

このブログを読んで
ピンと来た方!
今、できることから始めましょう〜😄

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆

 

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