子育てに役立つ!異文化理解♪…コスタリカ編
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♪子育てを愉しむ ちょっと深いおしゃべりカフェ8
2016年10月27日(木)10:30−12:00
対象:お子さんの発達に気がかりがある、心配をしているお母さん
(小学生のお子さんのお母さん)
お子さんのこと、子育てのこと、ちょっと深く、お話しませんか?
“おしゃべり”の中に、お子さんの成長を支えるヒントがあります♪♪
☆ブログ☆
先日のブログ
*発達の凸凹:忘れ物が多い…どうしていますか?
https://riecs.net/blog/201/
にも書いたのですが…
私は、忘れ物が多い子でした(今も…)。
私の忘れ物対策は、とにかくメモ!
しかも、手に消えないようにメモをすること☆
「忘れ物」
一般的に日本社会では
「よろしくないこと」として認識されていますね。
私は、2002年〜2004年に青年海外協力隊員として
コスタリカ共和国(中米)の養護学校で作業療法士として活動していました。
(写真)手塚治虫さんの「火の鳥」のモデルになったと言われている「ケツァール」 数は少なくなっていますが、コスタリカでも出逢えます☆ 出典http://www.infomaya.jp/guatemala/QUETZAL/QUETZAL.html
コスタリカでも、何かあると忘れないように、手にメモを書いていたら…
コスタリカ人の同僚から
「なんで、そんなことしてるの?」と…
RIE 「忘れないようにメモしてるんだよ」
同僚「日本人は、まじめだから、忘れないでしょう!」
「コスタリカ人は、すぐに忘れるけどね〜ワハハッ〜」
たしかに!!!
コスタリカ人は、忘れっぽいです。
その時は「分かった!」「大丈夫」と言っていても、忘れてしまいます。
大事な会議の約束をしていても…連絡なしのキャンセルも普通(笑)。
でも…そもそも「大事」と思っているのは私であり
相手にとっては「大事」ではないこともある
つまり、優先順位が違うのです。
そして、コスタリカ人は『今』を生きています。
なので、昨日は大事だった会議が、
今日は、もっと大事な予定が出来て、
会議の大事度が低くなった、ということもあります。
「もっと大事」な予定とは…
プライベートなこと…
「自分」か「家族」に関することが多いのですが…
これもお国柄☆
自分(大人)にとっての「当たり前」
自分(大人)にとっての「大事」が
相手(子ども)にとっての「当たり前」
相手(子ども)にとっての「大事」
ではないこともありますよね。
そういうことも
ちょっと頭の隅に置きつつ…
でも!!!
やっぱり、忘れて欲しくないこともあります(笑)
忘れっぽい私の
忘れっぽいコスタリカ人対策☆
それは…
お知らせしたいことは
トイレの便座の前の壁に、チラシを貼ること
座った時に、ちょうど目の高さになるように☆
『一日に何回か、同じ内容が目に触れる機会を作る』
この方法が一番ヒットしました♪♪♪
相手(子ども)の状況に合わせて
相手(子ども)がやりやすい
分かりやすい方法を編み出す
とはいえ…いつもヒッするわけではありません。
一人で考えても、グルグルするだけで、
どうにもならないことも多々あります。
そんな時は、誰かに「話す」ことも大事です♪♪
話すことで、自分の考えが整理されたり
相手の話を聴くことでヒントを得られることがあります☆
是非、『子育てを愉しむ おしゃべりカフェ』もご利用ください!
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活動エリア:島根県東部(松江・出雲・雲南・安来・奥出雲・飯南)/鳥取県西部(米子・境港・西伯郡)/広島県尾道市
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆
│更新日:2016年10月15日│
子どもの『好奇心』は『生きる力』を育む!
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突然ですが、あなたは「火」についてどう思いますか?
お子さんはいかがでしょうか?
「こわい」
「危ない」
「興味がある」
「見ていたい」
「あたたかい」
「触れたことがない」
いろいろなご意見があると思います。
『良い』『悪い』はありません☆
写真は『ロケットストーブ』という小枝など身近な燃料で、ご飯が炊けたり・お味噌汁が作れたりする優れものです☆
私は、子どもの頃、よく「火遊び」をしていました。
でも、最初は「遊び」と言うよりも…「お手伝い」でした。
住宅の一角に「焼却炉」があり
3年生くらいからは、家のゴミを燃やしていた記憶があります。
燃えていく様が面白く、「もっとやりたい!」と、
近所のお宅にゴミをもらいに行くこともありました。
(おばちゃんたちには、ご迷惑だったかもしれませんが…)
そして、「お手伝い」が広がって…
ポッキーのアルミ袋に、小枝を入れて炭作りを試したり
ミカンを枝に刺して焼いてみたり(今思うと、衛生的には…ですが)
何がよく燃えるかを実験したり…と…好奇心が広がって『遊び』になっていきました。
何気ない、日常の作業から、
好奇心がかき立てられ、遊びに広がる。
そういう場が暮らしの中に作りやすい時代だったなぁ〜と思います。
特に今、「火」はなじみが薄い存在になっています。
『焚き火で焼き芋』も難しい時代です。
ですが…畑で、お子さんと一緒に「火」のプログラムをしていると
興味を持っているお子さんは、火に近寄って来ます。
最初は恐る恐る…
でも、慣れてくると
適度な位置で、上手に木切れを入れることが出来るようになります。
最初は、「ふーーーーーっ」「パタパタパタッ」と
勢い良く息を吹きかけたり、ウチワで扇いだりして、
火が消えてしまうこともありますが
コツを掴んでくると、
消えかけた火が、ボッと燃え上がる強さとタイミングで
空気を送ることが出来るようになります。
私は「火の『顔』を見て、火の『言葉』を聴いてみよう」
と、お子さんたちに伝えます。
最初は
「え〜?? 顔なんか無いし…」
「言葉なんか、喋らんし…」
と言っている、子ども達も
いろいろと試しながら…
ちゃんと、火とコミュニケーションを出来るようになります。
そして、適度な大きさの火を保つことが出来るようになります。
『好奇心』があると
『試行錯誤』も『楽しい遊び』です。
しかも、その遊びは『実体験』を伴う遊びです。
子ども達は
『実体験のある遊び』を通して
試行錯誤を繰り返し、工夫をし
生きる力・生きる智慧を育んでいきます♪
今は、便利になり
『実体験』ができる機会も少なくなっています。
便利さの恩恵も計り知れません。
ですが、一方で
『好奇心』に出会いにくい
『好奇心』を満たしにくい
育ちの環境(社会)になっているかもしれません。
だからこそ、『火』に限らず
お子さんの興味があること
好きそうだなぁ〜
楽しそうにしているなぁ〜
集中しているなぁ〜
小さなことでも実際に体を使って
試行錯誤しながら、経験を重ねる機会を大事にしたいなぁ〜と思います。
もちろん!
お母さん・お父さんの好奇心も
満たして、広げて行ってくださいね〜☆
大人が笑顔で輝いていると
子どもも、笑顔で幸せですね♪♪
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆
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│更新日:2016年10月14日│
「書く・消す」が難しいお子さんのこと…学習編
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『文字を書く』
今までは、「見え方」の視点でお伝えしてきました。
【関連記事】
☆「文字を読むことが苦手・疲れる」お子さんの「出来そう!」をサポート☆
https://riecs.net/blog/182/
☆ハートを発見!…【見分ける力】
https://riecs.net/blog/218/
勉強をする時…見たり、聴いたり、考えたりすることの他に
「書く」「消す」ために、鉛筆や消しゴムを使いますね。
右利きのお子さんの場合…
*右手は鉛筆、左手はノートやプリントを押さえる
*右手は消しゴム、左手はノートやプリントを押さえる
これらが上手く出来ないとき…
まず注目されるのは、「鉛筆の持ち方」です。
近年「正しく」鉛筆を持てるお子さんが少なくなったと聴きます。
私も、同じ様な印象を持っているのですが…
私も「変」な持ち方をしているので、人のことは言えないのです…(笑)
そして、次に
「ちゃんとノートを押さえない」ことです。
押さえる位置が遠すぎたり
押さえる力が弱かったり
押さえていなかったり
更に、消しゴムを使う時に
紙が破れたり
充分に消えなかったり
消さなくて良い文字も消してしまったり
ということもあります。
書く・消す時に必要な力として…
大きく分けると…
*両手を使う
*力の加減をする
*手を細かく動かす
*書くための姿勢を保つ
*文字の形を書く
です。
☆☆☆力の加減・姿勢については、文末に関連記事を掲載しています☆☆☆
それぞれの力が、関連し合っているのですが…今回は
『両手を使うこと』について
片手でノートを押さえ、片手で鉛筆や消しゴムを使う。
それぞれの手が、異なる役割をしています。
利き手が細かい作業をし、もう1つの手が、その作業を助ける
という、役割分担ができて
さらに、両手が、仲良く共同作業をしてくれることで
両手を使う作業が上手にできます。
両手の役割分担は、生まれてすぐに出来るわけではありません。
大きくステップを分けると…
1)片手ずつ別々に
2)両手を同じように(拍手したり、両手同時にドンドンと机を叩く)
3)両手を交互に (ハイハイの時のように両手を交互に動かす、太鼓を左右交互に叩く)
4)両手を別々に (片手でコップを持ち、もう一方の手でつかんだ砂を入れる)
というように発達していきます。
もし、「書く・消す」という作業が上手にできていない原因の1つに
「ノートを上手く押さえられない」ことがあるならば…
左右の手の役割分担と共同作業が上手に出来ていない可能性があります。
そのようなお子さんは、「書く」「消す」という作業にも
多大なエネルギーを注いでおられます。
このようなお子さんは…
「ちゃんと押さえなさい!」
と言われても、どうして良いか分からない
そんな時は、とりあえず!!!
「押さえる手の役割」をサポートする道具が有効です。
お子さんによっても、方法が異なりますが…
*プリントは文鎮で押さえる
*ノートの下に、滑り止めマットを敷く
*ファイル(写真参照)の裏面に滑り止めマットを貼るなど…
ノートやプリントが『滑らない方法』を考えてみると良いと思います☆
ちなみに…「定規」も、「両手を使う」必要がある道具です。
同じように、定規を使うことが難しいお子さんもおられます。この話はまた後日。
【関連記事 力の加減】
☆感覚の刺激に「気づきいくい」お子さんのこと
https://riecs.net/blog/174/
☆「不器用?」「乱暴?」…「力の加減が難しい」お子さんのこと
https://riecs.net/blog/183/
☆”適度な力加減”が育つために大事なこと
https://riecs.net/blog/192/
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆
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│更新日:2016年10月13日│