子どもの『好奇心』は『生きる力』を育む!
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お子さんのこと、子育てのこと、ちょっと深く、お話しませんか?
”おしゃべり”の中に、お子さんの成長を支えるヒントがありますよ♪♪
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突然ですが、あなたは「火」についてどう思いますか?
お子さんはいかがでしょうか?
「こわい」
「危ない」
「興味がある」
「見ていたい」
「あたたかい」
「触れたことがない」
いろいろなご意見があると思います。
『良い』『悪い』はありません☆
写真は『ロケットストーブ』という小枝など身近な燃料で、ご飯が炊けたり・お味噌汁が作れたりする優れものです☆
私は、子どもの頃、よく「火遊び」をしていました。
でも、最初は「遊び」と言うよりも…「お手伝い」でした。
住宅の一角に「焼却炉」があり
3年生くらいからは、家のゴミを燃やしていた記憶があります。
燃えていく様が面白く、「もっとやりたい!」と、
近所のお宅にゴミをもらいに行くこともありました。
(おばちゃんたちには、ご迷惑だったかもしれませんが…)
そして、「お手伝い」が広がって…
ポッキーのアルミ袋に、小枝を入れて炭作りを試したり
ミカンを枝に刺して焼いてみたり(今思うと、衛生的には…ですが)
何がよく燃えるかを実験したり…と…好奇心が広がって『遊び』になっていきました。
何気ない、日常の作業から、
好奇心がかき立てられ、遊びに広がる。
そういう場が暮らしの中に作りやすい時代だったなぁ〜と思います。
特に今、「火」はなじみが薄い存在になっています。
『焚き火で焼き芋』も難しい時代です。
ですが…畑で、お子さんと一緒に「火」のプログラムをしていると
興味を持っているお子さんは、火に近寄って来ます。
最初は恐る恐る…
でも、慣れてくると
適度な位置で、上手に木切れを入れることが出来るようになります。
最初は、「ふーーーーーっ」「パタパタパタッ」と
勢い良く息を吹きかけたり、ウチワで扇いだりして、
火が消えてしまうこともありますが
コツを掴んでくると、
消えかけた火が、ボッと燃え上がる強さとタイミングで
空気を送ることが出来るようになります。
私は「火の『顔』を見て、火の『言葉』を聴いてみよう」
と、お子さんたちに伝えます。
最初は
「え〜?? 顔なんか無いし…」
「言葉なんか、喋らんし…」
と言っている、子ども達も
いろいろと試しながら…
ちゃんと、火とコミュニケーションを出来るようになります。
そして、適度な大きさの火を保つことが出来るようになります。
『好奇心』があると
『試行錯誤』も『楽しい遊び』です。
しかも、その遊びは『実体験』を伴う遊びです。
子ども達は
『実体験のある遊び』を通して
試行錯誤を繰り返し、工夫をし
生きる力・生きる智慧を育んでいきます♪
今は、便利になり
『実体験』ができる機会も少なくなっています。
便利さの恩恵も計り知れません。
ですが、一方で
『好奇心』に出会いにくい
『好奇心』を満たしにくい
育ちの環境(社会)になっているかもしれません。
だからこそ、『火』に限らず
お子さんの興味があること
好きそうだなぁ〜
楽しそうにしているなぁ〜
集中しているなぁ〜
小さなことでも実際に体を使って
試行錯誤しながら、経験を重ねる機会を大事にしたいなぁ〜と思います。
もちろん!
お母さん・お父さんの好奇心も
満たして、広げて行ってくださいね〜☆
大人が笑顔で輝いていると
子どもも、笑顔で幸せですね♪♪
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆
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「書く・消す」が難しいお子さんのこと…学習編
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『文字を書く』
今までは、「見え方」の視点でお伝えしてきました。
【関連記事】
☆「文字を読むことが苦手・疲れる」お子さんの「出来そう!」をサポート☆
https://riecs.net/blog/182/
☆ハートを発見!…【見分ける力】
https://riecs.net/blog/218/
勉強をする時…見たり、聴いたり、考えたりすることの他に
「書く」「消す」ために、鉛筆や消しゴムを使いますね。
右利きのお子さんの場合…
*右手は鉛筆、左手はノートやプリントを押さえる
*右手は消しゴム、左手はノートやプリントを押さえる
これらが上手く出来ないとき…
まず注目されるのは、「鉛筆の持ち方」です。
近年「正しく」鉛筆を持てるお子さんが少なくなったと聴きます。
私も、同じ様な印象を持っているのですが…
私も「変」な持ち方をしているので、人のことは言えないのです…(笑)
そして、次に
「ちゃんとノートを押さえない」ことです。
押さえる位置が遠すぎたり
押さえる力が弱かったり
押さえていなかったり
更に、消しゴムを使う時に
紙が破れたり
充分に消えなかったり
消さなくて良い文字も消してしまったり
ということもあります。
書く・消す時に必要な力として…
大きく分けると…
*両手を使う
*力の加減をする
*手を細かく動かす
*書くための姿勢を保つ
*文字の形を書く
です。
☆☆☆力の加減・姿勢については、文末に関連記事を掲載しています☆☆☆
それぞれの力が、関連し合っているのですが…今回は
『両手を使うこと』について
片手でノートを押さえ、片手で鉛筆や消しゴムを使う。
それぞれの手が、異なる役割をしています。
利き手が細かい作業をし、もう1つの手が、その作業を助ける
という、役割分担ができて
さらに、両手が、仲良く共同作業をしてくれることで
両手を使う作業が上手にできます。
両手の役割分担は、生まれてすぐに出来るわけではありません。
大きくステップを分けると…
1)片手ずつ別々に
2)両手を同じように(拍手したり、両手同時にドンドンと机を叩く)
3)両手を交互に (ハイハイの時のように両手を交互に動かす、太鼓を左右交互に叩く)
4)両手を別々に (片手でコップを持ち、もう一方の手でつかんだ砂を入れる)
というように発達していきます。
もし、「書く・消す」という作業が上手にできていない原因の1つに
「ノートを上手く押さえられない」ことがあるならば…
左右の手の役割分担と共同作業が上手に出来ていない可能性があります。
そのようなお子さんは、「書く」「消す」という作業にも
多大なエネルギーを注いでおられます。
このようなお子さんは…
「ちゃんと押さえなさい!」
と言われても、どうして良いか分からない
そんな時は、とりあえず!!!
「押さえる手の役割」をサポートする道具が有効です。
お子さんによっても、方法が異なりますが…
*プリントは文鎮で押さえる
*ノートの下に、滑り止めマットを敷く
*ファイル(写真参照)の裏面に滑り止めマットを貼るなど…
ノートやプリントが『滑らない方法』を考えてみると良いと思います☆
ちなみに…「定規」も、「両手を使う」必要がある道具です。
同じように、定規を使うことが難しいお子さんもおられます。この話はまた後日。
【関連記事 力の加減】
☆感覚の刺激に「気づきいくい」お子さんのこと
https://riecs.net/blog/174/
☆「不器用?」「乱暴?」…「力の加減が難しい」お子さんのこと
https://riecs.net/blog/183/
☆”適度な力加減”が育つために大事なこと
https://riecs.net/blog/192/
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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│更新日:2016年10月13日│
不器用なお子さんのデキル!をサポート☆…ハサミ編
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先日より、不器用さに関係するお話をしてきました。
一言で「不器用」といっても、イロイロな場面をイメージされると思います。
例えば、“運動”が不器用…
なわとび、鉄棒、とびばこ、キャッチボールなどが上手に出来ない
例えば、“手先”が不器用
折り紙、工作、お箸を使うなどが上手に出来ない
例えば、“生き方”が不器用
お友達と上手く遊べない、本当は言いたいことがあるのに、上手く伝えられないなど…
その中から、今回は「手先が不器用」なことについて
【はさみ】をテーマにお話します。
☆☆☆ 不器用さに関連するブログ記事は、文末に掲載します ☆☆☆
幼稚園の年齢(3歳〜)になると、ハサミを使う機会が増えて来ますね。
お兄ちゃん、お姉ちゃんがおられると、
もっと小さい頃からハサミに興味を持って、使いたがるかもしれませんね。
【ハサミ】
二つの穴に、親指と、他の指を入れて、手(指)を開いて閉じて…
線に沿って切っていきます。
もう一方の手では、紙をしっかりと持って、ハサミで切ることを支えています。
そして、線に沿って切っていくタイミングに合わせて、紙を回したりします。
つまり、「両手」を使っているのですね。
例えば、利き手が右手の場合…ハサミは右手、紙は左手で持ちます。
上手く出来ていない時の、サポートするポイントは、
「ハサミ!」と思われる方も多いと思います。
ハサミの入れ方が、
上からだったり、横からだったり
刃が傾いてしまったり
非効率なことがたくさんあります。
なので…
「まっすぐ持とう」「ここから切り始めよう」と
教えていくことも大事です。
ですが…もう1つ大事なポイントがあります!
ハサミで上手に切るためには、
紙が「ピンッ」と張っている必要があります。
ハサミを使い始めたばかりだったり、不器用なお子さんは、
ハサミの方に一生懸命集中して、
紙を持っている方の手の状態に気づき難いことが多々あります。
紙をギュッと握りしめて、シワになっていたり
紙の端を持っていて、紙がユラユラしていたり
逆に線の近くを持ちすぎていて、切り難そうだったり
お子さんの状況によりますが…
「ここを持って」とか「ハサミでここから切るよ」「手の位置はこうだよ」など
モデルを見せたり、言葉で伝えることで理解できるお子さんには、
「見たり、言葉で教えていく」ことも有効です。
ですが、「ハサミを使うこと」に一生懸命すぎたり、
紙を持った時の様子に気づき難かったり、
紙を適切な張りを作って持つことが難しかったりする場合は…
ちょっとだけ、ハサミに使うエネルギーを少なくしてあげることも有効です。
*穴がなく、握るハサミ
*机の上において押すだけのハサミ
*刃を開きやすいハサミ
*指が切り難い刃のハサミ
実際に、楽に効率的に使うためには、ひと工夫する必要がある場合もあります。
例えば…
指を入れる穴が大きすぎると、カパカパしてしまい
刃を開いたり、閉じたりするために、手指を動かし難いことがあります。
その場合は、モール(芯は針金、周りはフワフワのもの)などを巻いて、
お子さんの指に合わせて、穴を小さくすることもあります。
また、『切る形を工夫する』場合もあります。
「短い直線」から「長い直線」へ
切った時に、線からはみ出すなら、「細い線」を「太い線」に
線や形を、お子さんにあった内容にすることも一つの方法ですね☆
また、大人が紙を持って、子どもはハサミに集中する、という時期も必要かもしれません。
「刃物」は子どもが興味を持つ道具の1つです。
ですが、危険を伴う物でもあります。
なので、ついつい「危ない!」といって、使うことを、避けてしまう道具でもあります。
お子さんが使いやすい、安全なハサミもあります。
または、お母さんが、ちょっとだけ時間を作れる時に、少しだけ…
お子さんが興味をもっていることを一緒にやってみるのも良いですね。
特に、不器用なお子さんは、「やってみよう!」という氣持ちを大事に
「出来そう!」とか「出来た!」という経験を積み重ねていくことで
新たな場面、ちょっと難しそうな場面にも“挑戦する”気持ちが育ちますように☆
【関連記事】
☆感覚の刺激に「気づきいくい」お子さんのこと
https://riecs.net/blog/174/
☆「不器用?」「乱暴?」…「力の加減が難しい」お子さんのこと
https://riecs.net/blog/183/
☆”適度な力加減”が育つために大事なこと
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆
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