ハートを発見!【見分ける力】…学習編
この写真に…ハートを見つけることができますか?
嫁が島(宍道湖の島)に渡った時…「あ!ハートがある」と見つけたお子さんがいました☆
もう1つ質問です♪
川や海に泳いでいる魚を見つけることが出来ますか?
私は、とっても苦手です。
視力が低い、ということもあるのですが、眼鏡をかけても、やっぱり苦手です
同じく、子ども達と嫁が島に渡った時、
岸辺を見ていた、あるお子さんが、「あ!魚がたくさんいる!!」と感動の声を挙げました
近くにいた子ども達が、次々とやって来て、「あ!ホントだ〜」と魚の群れを見つけて行く中、
私は、「え…どこどこ??」となかなか見つけられませんでした(結局見つけられず…笑)。
このように、ある状況の中から、特定の物を見つけるとき
背景と図になるものを見分ける必要があります。
ここでは「魚」が「図」
「水」や「岩場」が背景、つまり「地」となります。
「図と地」を見分けることが苦手な場合…
例えば…
□黒板や掲示板から必要な情報を見つけ出す
□引き出しの中から探している物を見つけ出す
など…
たくさんの情報の中から、必要な情報を見つけ出すことが難しい場合があります。
なので…
「ちゃんと探しなさい!」
「そこにあるでしょう、何で見えないの??」
(これは、私が小さい頃によく言われたことですが…笑)
という、声かけだけだと、上手に見つけ出すことが難しい場合があります。
上手に見分けることができているかな??
もしかして、見分けることが苦手かも…??
こういう場合は、ちょっとだけ量(情報)を少なくしてみる
この中にあるよ、と範囲を区切ってみる
など…少しヒントを出してみるのも1つの方法です。
「出来た!」という小さな経験の積み重ねが、次に繋がって行きます☆
また、『何かを見つける』ためには…
「見つけ出すために注意をし続ける力」や「目の動き」も関係してきます。
特に、今回の例では、「動く」魚を見つけないといけないので…
図と地を見分ける力に加え、「目を動かす力」も影響しますね。
この「目の動き」のことについては、また後日☆
【関連記事】
「文字を読むことが苦手・疲れる」お子さんの「出来そう!」をサポート☆
https://riecs.net/blog/182/
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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│更新日:2016年10月11日│
届くかなぁ〜?? 【経験は人を育てる♪♪】
「ドングリ取って〜」とやって来た、3歳のお子さん☆
木になっているドングリが欲しかったけど
自分では届かないから…
自分より大きい、大人だったら届くだろう、と私のところへ来たようです。
しかし、私は身長150cm、お子さんを抱っこしても、届きそうにありません。
こういう時、あなたはどうしますか??
その1)私は届かないから、○○先生に取ってもらおう!と提案する
その2)結果は分かっているけど、「やってみようか」と抱っこする
その3)「どうやったら届くかなあ〜」と、子どもと一緒に考える
などなど・・・イロイロな方法があると思います。
私は、今回“その2”の方法をトライしました。
お子さんを抱っこして…「届くかなぁ?」とやってみました。
が…やっぱり届きません。
私たちは、どうして「ここは届く」「ここは届かない」と分かるのでしょうか??
そのお子さんは、私に抱っこされて、
2回くらい手を伸ばしたけど、
やっぱり手が届かないことを確認したら
スルスルッと抱っこから降りて
どうしようか…と考えている様子。
最後は、近くにいた、背の高い先生に抱っこしてもらい、
自分でドングリを取ることが出来ました☆
私は、木になっているドングリまでの高さを一目見て
「私には届かない」と判断しました。
そして、
「きっと、○○先生に抱っこされたら届くだろうなぁ〜」ということも分かりました。
私たちが、欲しい物や場所まで「自分の手が届くかどうか」が分かるのは、なぜでしょう?
ポイントは…
□「自分の腕の長さ」が感覚的に分かる
□「自分の身長」が感覚的に分かる
□ 欲しい物までの「距離」が感覚的に分かる
『感覚的に分かる』ということが大事です。
自分の腕の長さや、欲しい物までの距離を、メジャーで測って分かるのではありません。
その物の位置を、パッと見た時に、自分で出来るかどうかを脳が判断しています。
もちろん、誤差はあります☆
届きそうだったけど、ダメだった…ということは、大人でもあると思います。
私は、その誤差が大きいので、「届くだろう」と思って…
手を伸ばしても
つま先立ちしても
ジャンプしても
結局届かなかった…
ということは多々あります(笑)
いろいろやった結果、
最初から、椅子を持ってくれば良かった…
最初から、誰かにお願いすれば良かった…
という非効率なことが多々…(笑)
でも!
最近は少しずつそういう非効率なことが減って来ました。
なぜか…?
いろいろな作業を、いろいろな環境で経験しながら
少しずつ学習している結果だと思っています。
大人には最初から分かっていることでも
子どもには、未知の世界です!!
結果は分かっているけど…
敢えて経験してみる!!
そういう経験が多ければ多いほど
子どもは、自分で考え、自分で対応する術を学んでいきます。
大人でもまだまだ学び、成長中です☆
子どもなら、なおさら、成長は未知数です♪♪
余裕のある時には…
ぜひ、お子さんにとっての経験に目を向けてみてください☆
『感覚的に分かる』ということについては、また後日!
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│更新日:2016年10月09日│
発達の凸凹: “忘れ物が多い”…どうしていますか?
私は、忘れ物が多い子どもでした。
(大人になっても、忘れっぽいですが…)
小学生の頃
忘れ物をした日は、「漢字100文字」を書かされていました…
先生は、「100文字書くのは大変でしょう。だから、もう忘れ物しちゃダメだよ」という思いで、
忘れ物に対する対応として、「漢字100文字」を課題とされたのだと思うのですが…
私にとっては、「手が疲れた」「休み時間に遊べなかった」と言う記憶しかなく…
更に、早く終わらせるために、適当に漢字を書くこと習得し…
全く、忘れ物の解決策にはなりませんでした(笑)
中学生になると
殆ど全ての教科書や道具を、学校に置いておくことで、対応し、
(体操服で過ごすことが多かったので、制服を学校に置きっぱなしの時期もありました)
大学生になると
忘れないように、メモをすることを覚えました。
紙に書いたら、その紙をどこかに忘れてしまうので
手(腕)に書くようにしました。
手を洗っても消えないところに、ボールペンかマジックで。
こうして振り返ってみると
学校の先生からみたら、適切な対応だったかどうかは別として…
忘れ物をしないようにするためには
『漢字100文字』を書くよりも…
「教科書を置いておく」
「手にメモする」
こちらの方が、対策になっている様に思います。
今、出来ていないこと、難しいこと…
どうすると、出来るようになるのか??
いわゆる「罰」という視点よりも
そのお子さんが出来る形で
具体的な対策を考える!
その方が、課題が解決しやすいと思いませんか〜?
皆さんの、忘れ物対策、教えてください♪♪
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって生きていかれますように☆
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