子どもの観察力はスゴイ!!!
秋になりましたね〜
周囲の景色が、変化する季節ですね☆
私は、ふと庭を見た時…
あれ? こんな赤い実のなる木があるんだ〜と
今更ながらに氣づきました(笑)
先日のこと
1〜2ヶ月に1回くらいしか会わない、2歳のお子さん
久しぶりに会ったら…
開口一番で
「髪、切った??」
えっと…確か…2週間前に、美容院に行った記憶が…
私の方が、記憶が曖昧(笑)
子どもの観察力、察知力、本当にスゴイ!!!!!
「子ども」だから…と、あなどってはいけません…
子どもは本当に素晴らしい存在です☆
子どもだから、「分からない」は通用しない、と痛感します。
子どもは、言葉にできなかったり、
大人が出来る作業が、子どもには難しい、ということはあるけれど、
子どもは、ちゃんと「分かっています」
ちゃんと見ているんですね☆
身が引き締まる、秋の日でした♪♪
出会ってくれた、全てのお子さんに、ありがとう!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって活きていかれますように☆
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│更新日:2016年10月10日│
届くかなぁ〜?? 【経験は人を育てる♪♪】
「ドングリ取って〜」とやって来た、3歳のお子さん☆
木になっているドングリが欲しかったけど
自分では届かないから…
自分より大きい、大人だったら届くだろう、と私のところへ来たようです。
しかし、私は身長150cm、お子さんを抱っこしても、届きそうにありません。
こういう時、あなたはどうしますか??
その1)私は届かないから、○○先生に取ってもらおう!と提案する
その2)結果は分かっているけど、「やってみようか」と抱っこする
その3)「どうやったら届くかなあ〜」と、子どもと一緒に考える
などなど・・・イロイロな方法があると思います。
私は、今回“その2”の方法をトライしました。
お子さんを抱っこして…「届くかなぁ?」とやってみました。
が…やっぱり届きません。
私たちは、どうして「ここは届く」「ここは届かない」と分かるのでしょうか??
そのお子さんは、私に抱っこされて、
2回くらい手を伸ばしたけど、
やっぱり手が届かないことを確認したら
スルスルッと抱っこから降りて
どうしようか…と考えている様子。
最後は、近くにいた、背の高い先生に抱っこしてもらい、
自分でドングリを取ることが出来ました☆
私は、木になっているドングリまでの高さを一目見て
「私には届かない」と判断しました。
そして、
「きっと、○○先生に抱っこされたら届くだろうなぁ〜」ということも分かりました。
私たちが、欲しい物や場所まで「自分の手が届くかどうか」が分かるのは、なぜでしょう?
ポイントは…
□「自分の腕の長さ」が感覚的に分かる
□「自分の身長」が感覚的に分かる
□ 欲しい物までの「距離」が感覚的に分かる
『感覚的に分かる』ということが大事です。
自分の腕の長さや、欲しい物までの距離を、メジャーで測って分かるのではありません。
その物の位置を、パッと見た時に、自分で出来るかどうかを脳が判断しています。
もちろん、誤差はあります☆
届きそうだったけど、ダメだった…ということは、大人でもあると思います。
私は、その誤差が大きいので、「届くだろう」と思って…
手を伸ばしても
つま先立ちしても
ジャンプしても
結局届かなかった…
ということは多々あります(笑)
いろいろやった結果、
最初から、椅子を持ってくれば良かった…
最初から、誰かにお願いすれば良かった…
という非効率なことが多々…(笑)
でも!
最近は少しずつそういう非効率なことが減って来ました。
なぜか…?
いろいろな作業を、いろいろな環境で経験しながら
少しずつ学習している結果だと思っています。
大人には最初から分かっていることでも
子どもには、未知の世界です!!
結果は分かっているけど…
敢えて経験してみる!!
そういう経験が多ければ多いほど
子どもは、自分で考え、自分で対応する術を学んでいきます。
大人でもまだまだ学び、成長中です☆
子どもなら、なおさら、成長は未知数です♪♪
余裕のある時には…
ぜひ、お子さんにとっての経験に目を向けてみてください☆
『感覚的に分かる』ということについては、また後日!
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│更新日:2016年10月09日│
発達の凸凹: “忘れ物が多い”…どうしていますか?
私は、忘れ物が多い子どもでした。
(大人になっても、忘れっぽいですが…)
小学生の頃
忘れ物をした日は、「漢字100文字」を書かされていました…
先生は、「100文字書くのは大変でしょう。だから、もう忘れ物しちゃダメだよ」という思いで、
忘れ物に対する対応として、「漢字100文字」を課題とされたのだと思うのですが…
私にとっては、「手が疲れた」「休み時間に遊べなかった」と言う記憶しかなく…
更に、早く終わらせるために、適当に漢字を書くこと習得し…
全く、忘れ物の解決策にはなりませんでした(笑)
中学生になると
殆ど全ての教科書や道具を、学校に置いておくことで、対応し、
(体操服で過ごすことが多かったので、制服を学校に置きっぱなしの時期もありました)
大学生になると
忘れないように、メモをすることを覚えました。
紙に書いたら、その紙をどこかに忘れてしまうので
手(腕)に書くようにしました。
手を洗っても消えないところに、ボールペンかマジックで。
こうして振り返ってみると
学校の先生からみたら、適切な対応だったかどうかは別として…
忘れ物をしないようにするためには
『漢字100文字』を書くよりも…
「教科書を置いておく」
「手にメモする」
こちらの方が、対策になっている様に思います。
今、出来ていないこと、難しいこと…
どうすると、出来るようになるのか??
いわゆる「罰」という視点よりも
そのお子さんが出来る形で
具体的な対策を考える!
その方が、課題が解決しやすいと思いませんか〜?
皆さんの、忘れ物対策、教えてください♪♪
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
お子さんとお母さんが、元氣に、笑顔で、希望をもって生きていかれますように☆
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